食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01140350305
タイトル EU、鳥インフルエンザ対策のさらなる強化案を承認
資料日付 2005年10月24日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  EUのフードチェーン・動物衛生常任委員会は10月20日、鳥インフルエンザ(AI)の脅威をさらに削減するための欧州委員会の決定案を承認した。
 具体的には、家きんに対するバイオセキュリティ措置の強化、動物園の鳥類へのワクチン接種、ロシアからの輸入制限の延長からなっている。概要は以下のとおり。
①特にリスクの高い地域での付加的緩和策
 特にAIリスクの高い地域では、家きんの屋外飼育を制限する。リスク地域の判定は加盟国の責任で行う。野鳥が家きんの餌場や水場に接触できないように制限する。また、特定のデコイ(鳥寄せ用の囮)の使用も制限する。加盟国は、それぞれの対策を11月5日までに欧州委及び上記の常任委に報告する。
 なお、鳥が多数集中するフェア、ショー、展覧会及びイベントについては、加盟国当局が個別に許可したもの以外は禁止とする。
②動物園の鳥類へのワクチン接種
 同常任委は、動物園で飼育している鳥類に対するバイオセキュリティの強化案を承認した。加盟国は、適切と判断すればワクチン接種の手段を講じてもよい。加盟国は、講じた措置について欧州委に、動物園でのワクチン計画について同常任委に11月30日までに報告する。接種済みの個体については識別・記録し、個別の認可なくしては取引を禁じるものとする。同常任委は、本決定を12月初旬に見直す。
③ロシアからの輸入制限
 19日にモスクワ近郊でH5N1AIが確認されたことを受け、ロシアからの生きた愛玩鳥及び未加工の羽毛の輸入を禁止する。卵・家きん肉・肉製品についてはEU・ロシア間に貿易関係がなく、禁止措置は不要である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) EU
URL http://europa.eu.int/rapid/pressReleasesAction.do?reference=IP/05/1326&format=HTML&aged=0&language=en&guiLanguage=en
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