食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01140140104 |
タイトル | 米国疾病管理予防センター(CDC)、研究報告書①飲料水のノロウィルス、②タイの高病原性鳥インフルエンザH5N1-2004を公表 |
資料日付 | 2005年10月19日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国疾病管理予防センター(CDC)は、Emerging Infectious Diseases(Vol.11 ,No.11 ,November 2005)で以下2件の研究報告を紹介している。概要は以下のとおり。 ①飲料水のノロウイルス フィンランドでの食品媒介疾病調査の一環として水媒介疾病集団発生のウイルスが調査された。診断には電子顕微鏡による患者の便と逆転写ポリメラーゼ連鎖反応法(RT-PCR)によるノロウイルスとアストロウイルスが検査された。 ウイルス陽性の場合に水試料が分析された。ウイルス濃度はプラス帯電フィルター 1-Lサンプルに基づいた。1998~2003年の 41件の水媒介疾病集団発生のうち、 28件が分析された。患者試料のRT-PCR 結果では 18件がノロウイルスであった。水では10 件がノロウイルスであった。1件を除き 単位複製配列は患者からのものと同一であった。水媒介ノロウイルスが至るところに存在することから水中のウイルス監視対策が求められている。(報告書本文は6ページ) (http://www.cdc.gov/ncidod/EID/vol11no11/05-0487.htm) ②タイの高病原性鳥インフルエンザH5N1-2004 2004年1月、高病原性鳥インフルエンザ (HPAI) H5N1がタイで初めてヒトと鳥から確認された。殺処分、移動禁止措置、衛生対策などの規制措置がとられた。60県の1 ,417 村が影響を受けた。 感染が確認された鳥のうち、83%が放し飼いの鶏 (56%) かアヒル(27%)であった。集団発生は湿地や水辺が多く、家きん類が密接して飼育されている中部、北西部の南側に集中した。 6 ,200万羽以上の鳥が処分またはHPAIで死亡。 ヒトでは17人がH5N1亜型ウイルスに感染、12人が死亡した。2005年現在、タイでの流行は依然続いている。(報告書本文は9ページ) (http://www.cdc.gov/ncidod/EID/vol11no11/05-0608.htm) |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/疾病管理予防センター(CDC) |
情報源(報道) | Emerging Infectious Diseases |
URL | http://www.cdc.gov/ncidod/EID/index.htm |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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