食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01140070343
タイトル フランス衛生監視研究所(InVS)、ヒト野兎病サーベイランス結果を公表
資料日付 2005年10月14日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス衛生監視研究所(InVS)は、「2003年及び2004年に実施されたフランスにおけるヒト野兎病サーベイランス―散発症例及び集団症例の調査勧告」(全28ページ)を公表した。要約(仏語・英語)は以下のとおり。
 野兎病は2002年10月以降、届出義務(DO)疾病リストに記載されている。DOの目的は、発生率の進展状況を見守り、臨床及び疫学の観点から症例の特性を記述し、集団症例の発生や悪意をもって使用される毒性の強い菌株の出現といった異例の事態を早期に発見することにある。全ての症例は早期に通報されなければならない。本報告書では、2003年及び2004年に届出のあった野兎病症例を紹介する。
 届出のあった各症例について、DOカード及び臨床情報や徴候が現れる前の2週間のリスク暴露の情報を集めた質問表が作成される。集団症例の通報があれば、発生源を特定し、場合によっては適切な管理措置を講じるために調査を実施する。
 散発症例は、2003年に20人、2004年には21人の通知があった。この41人のうち、25人(61%)が神経節の型を示した。40人(98%)がリスクに暴露したことが分かっている。20人(49%)がジビエ(野生肉)を切り分けたことがあり、8人(20%)がマダニに刺され、1人が試験所で感染した。患者は主に中西部ポワトゥ=シャラント地方及び北東部アルザス=ロレーヌ地方に在住していた。また2004年に中西部ヴァンデ県で、空気で運ばれて拡散した一つの共通の感染源に起因する14人の集団症例が発生した。
 DOが施行された最初の2年間に報告された野兎病症例を記述することによって、最も被害が大きい地理的区域及び主要な感染形態を明らかにすることができた。その結果、予防勧告を作成し、予防措置を講じるべき集団を特定することができた。我々はまた、全ての症例を調査し、サーベイランスの手段を改善するための勧告も提案する。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス衛生監視研究所(InVS)
情報源(報道) フランス衛生監視研究所(InVS)
URL http://www.invs.sante.fr/display/?doc=publications/2005/tularemie_france_2003_2004/index.html
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