食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01130220294
タイトル WHO、「鳥インフルエンザよくある質問」を公表
資料日付 2005年10月14日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  WHOは、10月14日付けで「鳥インフルエンザよくある質問」を公表し、「鳥インフルエンザとは?」で始まる21の質問とその回答を示している。概要は以下のとおり。
1.鳥インフルエンザとは?
 鳥インフルエンザは動物の伝染性疾患で、普通は鳥類だけが感染し、頻度は低いが豚も感染する。鳥インフルエンザウイルスは種に特異的であるが、稀に種の壁を越えてヒトに感染する。いわゆる低病原性は産卵低下など通常穏やかな症状を引き起こすだけで、検出されることなく容易に回復する場合もある。高病原性は、鳥の内臓を破壊し、鳥は48時間以内に100%死亡する。
2.高病原性を引き起こすウイルスは?
 インフルエンザAウイルスには、16種類のH亜型及び9種類のN亜型が存在する。H5及びH7亜型ウイルスは家きん類に低病原性の形で侵入し、家きん類集団の中で通常数ヶ月循環するうちに突然変異を起こして高病原性となる場合がある。
3.渡り鳥が高病原性鳥インフルエンザウイルスを広めるのか?
 その役割は十分に解明されていないが、野生の水きん類が自然界におけるインフルエンザAウイルス全ての保有動物であると考えられている。最近の出来事からは、幾種類かの渡り鳥がH5N1亜型ウイルスを高病原性の形で直接広めている可能性がある。新しい地域への更なる拡大が見込まれる。
 これら3項目に加えて、以下の諸項目についての情報も提供している。
4.現在家きん類でみられる集団発生で特異なことは?
 H5N1亜型ウイルスはヒトの健康に対しても懸念となっている。
5.現在家きん類で集団発生をみている国は?
6.ヒトの健康のために何が実施されているのか?
7.ヒトへの感染症例が発生しているのはどこか?
8.どのようにヒトは感染するのか?
9.ウイルスは鳥類からヒトへと容易に広がるのか?
10.世界流行のリスクは?
11.どのような変化でH5N1亜型が世界流行を引き起こすウイルスとなるのか?
12.限定的なヒト-ヒト感染のもつ意味は?
13.現在の世界流行リスクはどれほど深刻か?
14.他に懸念を引き起こすものは何か?
15.世界流行が恐れられているのはなぜか?
16.世界流行がまさに始まるという警告サインで一番重要なものは?
17.ワクチンの開発と生産の状況は?
18.治療に用いる薬剤は?
19.世界流行は防ぐことができるか?
20.WHOが勧める戦略的措置は?
21.世界の対応は適切か?
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) WHO
URL http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/avian_faqs/en/index.html
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