食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01120310305
タイトル EU、骨付き牛肉のBSEルール変更に関するQ&Aを公表
資料日付 2005年10月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事) 欧州委員会は10月5日、「骨付き牛肉のBSEルール変更に関するQ&A」を発表した。Q&Aの要旨は以下のとおり。
①委員会がBSEルール見直しを提案する理由は?
 ここ数年、EUではBSE発生件数が著しく、また着実に減少している。また、BSE患畜の平均月齢も高齢化し、2001年1月以降、30ヶ月齢未満の健康と畜牛では1頭も検出されていない。2000年以降4,100万頭を検査した結果、現在摘発される患畜はみな、厳格なBSEルールが施行された1990年代以前に感染したものとみられる。このように状況が好転しているため、委員会は2005年7月にTSEロードマップを発表し、TSE対策の短・中・長期的修正について概要を示した。その中で、消費者の安全を最高レベルに保ちつつも、もはや考慮する必要がないとみられるBSE対策を今後緩和してゆく可能性について取り上げた。
②骨付きビーフが禁止された理由は?
 消費者を保護する主な対策は、特定危険部位(SRM)を除去することにあり、2000年以降EUでは12ヶ月齢を超える全と畜牛から脊柱を含むSRMを除去してきた。Tボーンステーキやフィレンツェ風ステーキなどの骨付き肉は、一般的に22~30ヶ月齢牛から生産され、最終カット段階で脊柱の一部を残す必要がある。つまり、「骨付き肉」そのものが禁止されてきたわけではなく、若齢制限があったため、このような特殊な肉のカットが技術的に不可能だったということである。
③特定の骨付き肉が今は安全といえる保証は?
 BSE発生件数の減少、患畜の平均月齢の高齢化及び新たな科学的データから、ある種のSRMの除去に関しては、特定の対策を緩和しても安全との結論になる。堅実な科学的根拠を得るため、委員会はSRMの除去月齢制限に関して欧州食品安全機関(EFSA)に諮問した。
 EFSAは2005年4月、BSEの発生件数が2001年以降、35ヶ月齢未満ではわずか4頭、30ヶ月齢未満では皆無であったこと、また患畜の最低月齢が40ヶ月齢を超えてさらに高齢化していることを考慮し、月齢限度を引き上げても安全と結論した。また、30ヶ月齢を「絶対ではないがかなりの(considerable but not an absolute)」安全範囲として提案し、これよりも若齢であればより安全とした。よって、委員会が提案する24ヶ月齢未満の骨付きビーフは安全である。
④24ヶ月齢と決めた理由は?
 (上記③の経緯や理由に加えて)24ヶ月齢は、実行上の困難を最も少なく抑えられる最低月齢として選ばれた。24ヶ月齢以上の牛は、確認が容易でと畜場での他の獣医学検査も行える。また、畜産農家及び食肉業界に無用の重荷を課さずに済む。
⑤その他のSRMルールの変更予定は?
 現行では、脊柱のほかに、頭蓋、脳及び脊髄の除去・廃棄が12ヶ月齢以上で、扁桃、腸及び腸間膜の除去が全月齢で義務づけられている。これらに関する変更の是非については依然検討中で、例えば、獣脂、コラーゲン及びゼラチンの処理要件緩和については、科学的な答申を待っている。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) EU
URL http://europa.eu/rapid/pressReleasesAction.do?reference=MEMO/05/353&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en
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