食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01120280305
タイトル EU、ルーマニア及びトルコの鳥インフルエンザ疑い例情報を公表
資料日付 2005年10月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  EUの欧州委員会は、ルーマニア及びトルコで発生した鳥インフルエンザ(AI)疑い例について情報を公表した。概要は以下のとおり。
1. ルーマニアの発生状況
 10月7日夕刻、欧州委当局にAI疑い例発生の通知。自家飼育の鶏53羽とアヒル47羽のうち、鶏1羽とアヒル40羽が死亡。他には症状なし。残り全羽を殺処分し、鶏3羽とアヒル2羽から検体を採取して検査。アヒルはAI抗体陽性、鶏は陰性。ただし、通常でもアヒルの抗体陽性は珍しくないため、これのみでAIとは確定できず。死因は別の病気の可能性もあり。さらにアヒルの検体を検査し、孵化卵からAIウイルスの分離を試行。10月9日現在、陽性の結果は得られず。政府当局は、近隣の全養きん場でスタンピングアウトを含む対策を実施。欧州委専門チームが10日ルーマニア政府の要請に応え、必要な試薬を携行して現地入り。12日までには結果が出る見込み。欧州委は、結果が出次第対応策を取る予定である。
2. トルコの発生状況
 10月9日欧州委に、七面鳥1
,800羽の屋外飼養場でAI発生の通知。1日に初発症状が見られ、その後計1
,700羽が死亡。残りを殺処分・廃棄して、消毒実施。ラボ検査(HI、ELISA、発育卵のウイルス分離)でAI陽性と判明。ただし正確な菌株及び高・低病原性の別は不明。欧州委当局から支援を申し出、検体が10日送付される見込み。到着後24~48時間でウイルスを特定可能。初期検査での陽性結果を受け、欧州委は10日、生きた鳥及び羽根のトルコからの全面禁輸を緊急決定。その他全家きん製品(加熱処理肉を除く)は既に禁輸となっている。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) EU
URL http://europa.eu.int/rapid/pressReleasesAction.do?reference=MEMO/05/362&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en
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