食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01110050108 |
タイトル | 米国環境保護庁(EPA)、マラチオン(malathion)のリスク評価を意見募集のため公表 |
資料日付 | 2005年9月30日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | コリンエステラーゼ阻害有機リン系殺虫剤マラチオン(malathion)のヒトの健康及び環境に対する リスク評価を改訂し意見募集のため公表した。マラチオンは農産物や公衆衛生を目的とした害虫駆除など幅広く使用されている。環境保護庁(EPA)が2000年以降に受理した毒性データを分析しヒトの健康リスク評価に対する変更の必要性が生じた。 EPAはリスク評価を公表することによりマラチオンの追加的データを求めている。更に、EPAはマラチオンの残留物質が環境下で化学的に分解し生成される毒性の高い物質malaoxonの潜在的リスクを明らかにしようとしているが、データが不十分なためより多くのデータを求めている。 追加的データによる主な改訂点は以下のとおり。 ①追加された毒性データ:発達神経毒性と比較コリンエステラーゼ研究によるデータ ②乳児と子供を保護する安全要素:動物実験により、マラチオンへの反応が成長度によって異なることが示唆された。比較コリンエステラーゼ試験の結果から、成人と比べ成育時の感受性が高いと考えられ。これらの分析からEPAは子供を保護するため特定の暴露の安全係数を10倍とした。 ③malaoxonの特性:2000年の暫定リスク評価後の新たなデータに基づき特性を絞り込んできた。malaoxonはコリンエステラーゼ阻害を引き起こす毒性物質で、ある条件下ではmalaoxonが環境中に存在できることを示唆するデータがある。現在EPAが入手しているデータは限定的ではあるが可能な限りのデータとモデル、妥当な想定により潜在的暴露を予測した。意見募集に寄せられたデータによりmalaoxonの特性を更に絞り込む予定である。 ④医薬品用マラチオンの評価:食品医薬品庁(FDA)によりアタマジラミ用医薬品として承認されている。FDAと共同でこれに関するリスク評価を区別して公表した。 上記主要改訂点を含むファクトシートは以下のURLから入手可能。 (http://www.epa.gov/oppsrrd1/op/malathion/fs2005.htm) ファクトシートを含むリスク評価全体の情報は以下のURLから入手可能。 (http://www.epa.gov/oppsrrd1/op/malathion.htm) |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/環境保護庁(EPA) |
情報源(報道) | EPA |
URL | http://www.epa.gov/oppfead1/cb/csb_page/updates/malathion-ra.htm |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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