食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01100340110
タイトル カナダ保健省、北米大陸の感染症情報を公表
資料日付 2005年9月23日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  カナダ保健省は9月23日、北米における感染症情報を発表した。概要は以下のとおり。
①2005年上半期にカナダ国内で発生したサルモネラ症
 オンタリオ州で5月に発生した50例以上の症例はビーフローストが原因と推定された。原因菌はS.Typhimurium PT104が大半であり、その他S.Debry 5例、S.Berta 5例、S.Agona 1例 であった。上半期にカナダ国内で分離された66株のS.Typhimurium PT U302の内、53株はオンタリオ州、11株はケベック州、2株はアルバータ州から分離された。2004年にカナダ国内で分離されたS. Typhimurium の内、PT U302は3.8%を占めていた。
②ハリケーンカトリーナ上陸後に米国ガルフ湾沿岸地域で発生したビブリオ感染症
 ハリケーンカトリーナが上陸した2005年8月29日から9月11日の間、メキシコ湾沿岸の2州でビブリオ症患者22人が確認され、この内5人が死亡した。原因菌としてV.vulnificus、V.parahaemolyticus、非毒性V.cholelaが確認された。これらは環境から感染したものであり、ヒト間感染は見られない。また、毒性型V.cholera(血清型O-1またはO-139)は分離されていない。9月5日以降の新たな患者の発生は認められていない。
③アラバマ州におけるA型肝炎
 2005年9月上旬以降、アラバマ州内各地で13人のA型肝炎患者が発生した。ほとんどの患者は生カキ摂食後に発病しており、この内10人は発病の2-6週間前に生カキを摂食していた。少なくとも5ヶ所の外食施設で汚染した生カキを供した可能性があり、養殖場を含めた遡及調査が進められている。
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ保健省(Health Canada)
情報源(報道) カナダ保健省
URL http://www.phac-aspc.gc.ca/bid-bmi/dsd-dsm/nb-ab/2005/nb3805_e.html
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