食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01100240149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、動物の健康と福祉の観点からの鳥インフルエンザに関する意見書を公表
資料日付 2005年9月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  EUでは1959年以降、家きん類にわずか24件の高病原性鳥インフルエンザの発生が報告されているものの、社会経済的に大きな影響を与えたのは最近5年間の6件の事例のみである。依然、鳥インフルエンザの発生が抑制されているとは言い難い一部のアジア諸国は例外として、世界各国で鳥インフルエンザ撲滅活動が続けられている。感染鳥や感染の疑いのある鳥の大量殺処分、家きん類や家きん類製品の移動制限、監視体制やバイオセキュリティーの強化がその主な活動である。
 バイオセキュリティーは、鳥インフルエンザの抑制と二次的拡大を阻止する上で主要な方法であるが、システム上の欠陥が、ある特定の条件と重なれば、かえって大規模な感染拡大につながりかねない。
 鳥インフルエンザ用ワクチン接種は、動物や人間の健康という観点から考えれば、鳥インフルエンザ撲滅を手助けする補助手段として位置づけるべきである。今までの経験から見れば、緊急ワクチン接種はバイオセキュリティー強化や他の規制政策とともに実行される場合にのみ、その当初の目的を達成することが知られている。
 動物福祉の観点から見れば、鳥インフルエンザ対策は重要な問題である。本意見書には、効果的かつ人道的な殺処分方法、熟練した作業員の育成とその適切な活用、正しいワクチン接種方法など、動物福祉の向上にとって重要な問題について、その推奨方法を掲載している。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) Pro Med
URL http://www.efsa.eu.int/science/ahaw/ahaw_opinions/1145/ahaw_op_ej266_avianinfluenza_en2.pdf
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