食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01090110110 |
タイトル | カナダ保健省、鳥インフルエンザのヒトへの感染リスクに関するファクトシートを公表 |
資料日付 | 2005年9月6日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | カナダ保健省は9月6日、同省のホームページにインフルエンザに関する市民向けの情報コーナーを設け、その中で鳥インフルエンザとヒトの健康に関するファクトシートを公表した。同時に、関連情報入手先のURLも紹介している。概要は以下のとおり。 ①カナダ国内でヒトが鳥インフルエンザウイルス(AIV)に感染する可能性は極めて低い。しかし、発生地域への旅行を含め、感染リスクを最少にする対処法を理解しておくことは重要である。 ②AIVはA型ウイルスに属し15タイプが存在する。家きん間では排泄物や分泌物を介して迅速に伝播し、家きん類は重篤な症状を呈して大量死に至る。 ③世界各国の保健機関は2004年以降アジア各国での家きん類におけるH5N1亜型ウイルスによる鳥インフルエンザの深刻な流行を重大視し、継続的に監視している。 ④ヒトインフルエンザウイルスとAIVとは全く異なるもので、混同してはならない。前者はヒト間で伝播するが、後者は通常はヒトには感染しない。 ⑤しかし、稀ではあるがヒトにも感染することがある。それはヒトが感染した鳥やその排泄物に直接触れることによるものと考えられている。AIVのヒト間の感染は見られていない。 ⑥しかし、AIVは体内で他のウイルスと共存すると新型ウイルスに変異しやすく、ヒト間感染が可能な新株への変異が警戒されている。ヒトは新型ウイルスに対する免疫を獲得してないことから、ヒトでの大流行が懸念される。このため、WHOは世界に警告を発し、そのサーベイランスと感染鳥の殺処分ならびにH5N1に対するワクチン開発を呼びかけている。 ⑦ヒトへの感染リスクを最少にするには、インフルエンザワクチンを接種すること、石鹸を用いた充分な手洗いの実施、体調不良時の外出自粛等を心がける。更に感染地域へ旅行する場合には、家きん類や野鳥との不必要な接触を避けること、家きん肉や卵は82℃-85℃まで充分に加熱したものを摂取すること、正しい食品の保存・取り扱いを行うこと等に注意する。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | カナダ |
情報源(公的機関) | カナダ保健省(Health Canada) |
情報源(報道) | Health Canada.com |
URL | http://www.hc-sc.gc.ca/iyh-vsv/diseases-maladies/avian-aviare_e.html |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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