食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01070300302
タイトル 米国農務省及び食品医薬品庁によるテキサスのBSE感染牛に関する疫学調査結果発表
資料日付 2005年8月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国農務省(USDA)と食品医薬品庁(FDA)は2005年6月のテキサス産BSE陽性牛の疫学調査を完了しその結果を公表した。概要は以下のとおり。
1.BSE陽性牛
①テキサスの農場で成育、クリーム色のブラーマン交雑種、死亡時およそ12才齢。1997年のフィードバンの実施前に出生。
②2004年11月、パッカーに売られ、到着時に死亡していたため、ペットフード工場に移送、BSE検査用試料採取。当該牛を製品に使用せず、と体は2004年11月に廃棄処分。
2.動植物検疫局(APHIS)の調査、関連牛(当該農場から1990年以降に移動した全ての成牛と当該牛の死亡時から2年以内の全ての産子)の追跡調査
①67頭はBSE陰性であった。
②当該農場から移動した200頭の関連成牛の内143頭はと畜、2頭は生存(1頭は年齢から関連牛ではないと判定され、1頭はBSE陰性)、34頭は死亡と推定、1頭は死亡が確認、20頭は追跡不能。
③当該牛の2頭の産子を追跡するため213頭を追跡調査した。213頭の内、208頭は肥育及びと畜経路に、4頭は同経路へと推定され、1頭は追跡不能。
3.FDAの調査
(1)目的
①BSE感染物質の原因であるとされる飼料履歴にある全てのたん白質源を特定すること。
②1997年以降に群れを離れた牛がUSDAにより関連牛と特定され、1997年のフィードバンを遵守してレンダリング処理されたことを確認する。
(2)飼料履歴調査結果
①1990年以降9箇所の飼料工場で製造され3箇所の飼料小売店から購入された21の飼料ないしは飼料サプリメントが使用されていた。
②1997年以降当該農場で使用された飼料ないしは飼料サプリメントに禁止されている哺乳動物たん白質が含まれていないことを確認。当該牛は1997年のフィードバン以前に感染した可能性が高いと結論づけた。
4.同じ群れの牛の処分
 9ヶ所のと畜場と8ヶ所のレンダリング工場を調査、全てのレンダリング工場がフィードバン遵守していた。
 最終疫学報告書(PDF13ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.aphis.usda.gov/lpa/issues/bse/epi-updates/bse_final_epidemiology_report.pdf
 FDAダラス地域事務所調査報告書(7ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.fda.gov/cvm/texasfeedrpt.htm
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国農務省(USDA)
情報源(報道) USDA/FDA
URL http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2005/08/0336.xml
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