食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01070020110
タイトル カナダ、トランス脂肪酸タスクフォースの中間報告と、これに対する保健省大臣の声明
資料日付 2005年8月31日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  カナダ保健省は8月31日、同省が進めているトランス脂肪酸タスクフォースが8月16日付で発表した中間報告書に対する保健省大臣の声明を発表した。
 本タスクフォースは食品中のトランス脂肪酸含有量の減少を図るため、2005年2月に設置された産官学の代表者で構成される委員会で、2005年中に保健省大臣への勧告提言を使命としている。本タスクフォースは食品からトランス脂肪酸を減少させる方法とその普及に対する勧告を担うものである。今回は中間報告として、以下のように勧告している。
①政府は加工食品中のトランス脂肪酸の表示制度を円滑に進めること。
②米国油脂化学者協会(AOCS)、カナダ標準会議(SCC)は標準分析法を設定し、食品業界に周知させること。
③政府は公立の食品開発センターを設けて中小企業のトランス脂肪酸低減対策を技術支援すること。
④国民が摂取するトランス酸の平均22%は外食に由来する。カナダフードサービス協会は政府と協力し、レシピや原材料の変更を含めてトランス脂肪酸減少方法を開発すること。
⑤政府は北米自由貿易協定(NAFTA)の食品表示グループとの協議を継続し、産業界は米国、メキシコの関係者に対してカナダの施策の理解を求めること。
⑥政府は消費者に対して、トランス脂肪酸摂取の減少はカナダ食生活指針(Canada’s Food Guide to Healthy Eating)に基づいた健康なライフスタイルの推奨策の一貫として行われていることを充分に認識させること。
⑦政府は新たな栄養成分表示法によりトランス脂肪酸含量の少ない食品を選択できるようになることを消費者に認識させること。
⑧低脂肪乳製品や脂肪の少ない肉は飽和脂肪酸やトランス脂肪酸摂取低下に有利であることを消費者に認識させること。
 この中間報告書を受けてカナダ保健省の Ujjal Dosanjh大臣は政府を代表して次の様な声明を発表した。
①カナダ国民のトランス脂肪酸摂取は世界でも最も高く、カナダ政府はこの傾向を転換するための支援を明言する。
②国民は加工食品への表示義務化によりトランス脂肪酸と飽和脂肪酸の少ない食品を選択できるようになる。また、レストランやフードサービス関係者に対しては水素添加植物油の使用を少なくする努力を求める。
③カナダ政府は関連する保健省、農業食料省、公衆衛生庁、食品検査庁が協力して今回の勧告に対応していく。
④加工食品におけるカロリーとトランス脂肪酸を含む13種の栄養成分の表示規則を2005年12月12日から施行する。
⑤タスクフォース班はさらに作業を継続し、本年中には適切な規則の枠組みとトランス脂肪酸代替物を含めた最終報告書を提出する予定である。
 中間報告書の全文は以下のURLから入手可能。
http://www.hc-sc.gc.ca/fn-an/nutrition/gras-trans-fats/tftf_interim_report_rapport_preliminaire_e.html
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ保健省(Health Canada)
情報源(報道) カナダ保健省
URL http://www.hc-sc.gc.ca/ahc-asc/media/nr-cp/2005/2005_94_e.html

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