食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01060380314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、葉酸供給に関する調査プロジェクトの最終報告書「ドイツ国民への葉酸供給」を公表
資料日付 2005年8月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、葉酸供給に関する調査プロジェクトの最終報告書「ドイツ国民への葉酸供給」(全111ページ)を公表した。
 同プロジェクトは、葉酸欠乏による神経管欠損を予防するためのドイツ国民への葉酸供給を改善するため、その最も適切な措置を調査するために実施された。個々の措置に対する評価の概要は次のとおり。
1.サプリメントによる一日400μgの葉酸摂取※は、神経管欠損予防に最も適している。しかしながら、ターゲットグループ(妊娠可能年齢の女性)に葉酸摂取の重要性を伝えるキャンペーンが不可欠である。
(※ドイツでは1995年以来、妊娠を希望する、あるいは妊娠可能年齢にある女性に、一日400μgの葉酸をサプリメントから摂取するよう推奨している。)
2.自由選択的な小麦への葉酸添加は、葉酸添加塩の使用と同様に、その小麦あるいは塩を、実際にターゲットグループの女性が摂取して初めて効果がある。それゆえ、ターゲットグループへの葉酸供給は保証されない。葉酸の十分な摂取の利点をキャンペーンによって説得力を持って伝達しなければならない。
3.ドイツで小麦への葉酸添加を全面的に導入した場合には、全ての国民の葉酸摂取量が高められ、ターゲットグループの女性の葉酸摂取も保証される。葉酸添加量は150μg /100gが適量であろう。十分に葉酸供給を達成でき、かつ、国民大部分の摂取量が許容上限摂取量(UL)を超えることがない。全面的な小麦への葉酸添加の導入には、以下の条件が不可欠である。
①市販されている他の葉酸添加食品の添加量が1食(portion)当たり最大100μgであること。
②葉酸添加小麦と平行して葉酸添加塩が提供されていないこと。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) (独)BfR連邦リスク評価研究所
URL http://www.bfr.bund.de/cm/238/Folsaeurevorsorge_der_deutschen_Bevoelkerung.pdf
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。