食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01060190305
タイトル 欧州委員会、鳥インフルエンザ対策で加盟国にサーベイランス強化を呼びかけ
資料日付 2005年8月26日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州委員会は8月25日、アジア及びロシアで流行中の鳥インフルエンザ(AI)の状況とEUへの侵入防止策を協議するため、加盟国の獣医専門家を招集して会議を開催した。同委員会は、サーベイランスの強化を加盟国に呼びかけ、そのための援助費を拠出する。
 席上、各国がそれぞれ不測事態対処計画を見直し、実施中の輸入禁止措置等の既存対策を確実に履行してゆくことなど、多くの点で合意が見られた。ただし、屋外設置の家きん舎を全面的に禁止して、渡り鳥からの感染を防止するといった対策については、現下のリスクに照らして不要との判断がなされた。
 専門家グループは、アジア及びロシアでのAIの集団発生に強い関心を示し、野鳥による感染規模を判断できるほどの情報がないため、渡りの経路を勘案し、各国の地理的な位置に応じて当面のリスクは恐らくごくわずか又は低いと結論した。ただし、リスクを軽減するための措置については、各国独自のリスク評価に従ってそれぞれが以下のような措置を講じてゆくことで意見の一致を見た。
①農場レベルでのバイオセキュリティの実施(農場間を往来する車両の消毒等)
②上記に関する啓発活動
③家きんと渡りの水きんとが接触する可能性のある池沼等の調査
④リスク時のワクチン接種の考慮
 なお、「AI及びヒトへの流行対策に関するEUの取組み」に関するQ&Aは、以下のURLから入手可能。
(http://europa.eu.int/rapid/pressReleasesAction.do?reference=MEMO/05/283&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en)
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) EU
URL http://europa.eu.int/rapid/pressReleasesAction.do?reference=IP/05/1068&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en
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