食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01060070110
タイトル カナダ、第6回動物用医薬品関係者会議の概要を公表
資料日付 2005年8月19日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  カナダ保健省は8月19日、本年5月に開催された第6回動物用医薬品関係者会議の概要を公表した(全9ページ)。前年度の活動報告の後、以下の分野について討議された概要がまとめられている。今回の会議では特に、少頭数動物種における薬剤の使用(minor use /minor species)問題と医薬品の承認内容外使用(extra-label drug use)の問題に焦点が当てられた。
①抗菌性物質の慎重な使用について
 農場段階における抗菌性物質の使用と耐性に関する全国的サーベイランスの実施により、農産食品、養殖業に使用される抗菌性物質に関する定量的な基本データが集積されている。 
②少頭数動物種における薬剤の使用
 養殖業、搾乳用ヒツジ、肉用馬等における特殊な疾病や新興疾患は対象頭数が少なく、使用量も少ないことから薬品企業も積極的に薬剤や処方箋の開発に取り組まない傾向にある。このことが薬剤の承認内容外使用や動物福祉、畜産食品における残留性や安全性の点で関心を高めている。
③食用家畜に対する承認内容外使用
 これは、薬剤耐性や食品への残留性と関連してヒトへの健康リスクを及ぼす。しかし、全ての動物種を対象に、関連するあらゆる疾病についての処方・規定を定めることの困難性がある。国際的に包括的な薬剤使用政策を開発する努力が望まれ、カナダもEU、米国、オーストラリア、ニュージーランドと協力して検討を進めている。
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ保健省(Health Canada)
情報源(報道) カナダ保健省(Health Canada)
URL http://www.hc-sc.gc.ca/dhp-mps/vet/part/com/meet-reunion/stakeholder-intervenant_meeting-reunion_6_e.html
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