食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu01060030149 |
| タイトル | 錫の許容上限摂取量に関する欧州食品安全機関(EFSA)科学パネルの意見書 |
| 資料日付 | 2005年8月26日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 錫は、人間にとって栄養的に必須の物質ではないが、食品中にも自然に含まれており、塩化第一錫は食品添加物としても認可されている。英国における成人の食品経由での錫摂取量平均は1.8 mg/dayだが、最大6 mg/dayになると予測されている一方、フランスでの平均摂取量は2.7 mg/dayと予測されている。食品経由での主な錫摂取は、缶詰である。 人間や動物の胃腸管からの無機錫化合物の吸収は極めて低いため、無機錫化合物が人間や動物に全身毒性を引き起こす可能性は低い。人間の場合、錫汚染食品や飲料の消費による悪影響としては、腹部膨満などの胃腸症状が観察される。また、ラットにおいては、大量の塩化第一錫の影響で、成長抑制、食欲不振や飼料転換効率の低下が観察されるが、これは主に、亜鉛などの微量元素の吸収低下によって引き起こされるものである。ヒト成人での短期試験の結果、錫の大量摂取によって亜鉛の吸収量低下の可能性が示唆されたが、鉄や銅など他のミネラルでの吸収量低下は観察されなかった。一方、大量の錫摂取が、他のミネラル吸収にどのように影響するか、長期にわたる試験は行われていない。 人間や動物への実験から入手可能なデータは不十分で、錫の許容上限摂取量は設定不可能だと考える。EUにおける現在の錫の一日摂取量(英国では、6 mg/day)は、亜鉛吸収に悪影響を及ぼすと報告されている最低摂取量(30-50mg/day)よりもはるかに低い。なお、缶詰食品及び缶飲料に関して規定されている錫含有上限値(それぞれ、200及び100 mg/kg)は、錫による胃腸への悪影響を引き起こさないために設定されている。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | EFSA |
| URL | http://www.efsa.eu.int/science/nda/nda_opinions/1097/nda_op_ej254_ultin_en1.pdf |
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