食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01050070108
タイトル 米国、エチレンオキシド(ETO)のリスク評価書が意見募集のため官報に公示
資料日付 2007年5月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国環境保護庁(EPA)は、8月12日、エチレンオキシド(ETO)のリスク評価書を官報に公示(8月3日)し、10月3日まで意見募集を求めることを公表した。概要は以下のとおり。
ETOは主に医療機器、実験機器、製薬、無菌包装に使用される燻蒸滅菌・殺虫剤であり、スパイス、ハーブ、クログルミの殺菌にも使用されている。また、全体の1%以下が化粧品、養蜂設備、図書、工芸品などの消毒に利用されている。屋外での使用はないので野生生物や水棲生物への影響はない。
 官報に公示された予備的リスク評価書で米国環境保護庁(EPA)は現在の職業安全衛生管理局(OSHA)の作業者向け規制レベルと労働安全衛生研究所(NIOSH)の勧告レベルにおける発がん性リスク、及びOSHAレベルでの発がん性以外のリスクについて予測している。
 ETO単独では食品や飲料水の健康リスクはないが、EPAの予備的評価では食事からの暴露懸念は、消毒後も持続して高レベルで検出されるETO代謝物質であるエチレンクロロヒドリンやエチレングリコールにある。エチレンクロロヒドリンの食事からの急性暴露は調査した全て食品でEPAの懸念レベルを超えていると予測される。
 官報掲載資料、リスク評価書、背景情報等の関係17文書は以下のURLから入手可能。
(http://docket.epa.gov/edkpub/do/EDKStaffCollectionDetailView?objectId=0b0007d4808d1b26)
EPAは2007年5月30日、ETOのリスク評価書で作業者リスクを修正した旨を官報で公表し、同年7月30日までの意見募集を開始した。当該官報は以下のURLから入手可能。
 http://a257.g.akamaitech.net/7/257/2422/01jan20071800/edocket.access.gpo.gov/2007/pdf/E7-10341.pdf
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/環境保護庁(EPA)
情報源(報道) EPA
URL http://www.epa.gov/oppfead1/cb/csb_page/updates/ethylene-oxide.htm
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