食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01040470342
タイトル フランス、ヒスタミンサーベイランス計画結果
資料日付 2005年8月10日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス農漁業省食品総局は10日付業務通知で、「2004年水産物におけるヒスタミンサーベイランス計画結果」(全9ページ)を公表した。
 本通知は、2004年に実施した水産物におけるヒスタミンサーベイランス計画結果の総合評価を提示し、今後の本計画の実施改善を目指した勧告を行なうものである。国のイニシアチブで開始したヒスタミンサーベイランスは、主として消費者のヒスタミンリスクへの暴露評価を目指す。
1.計画の期間、場所及び実施率
①期間及び場所:2004年5月~2005年1月、流通販売店及びレストラン
②実施率:利用可能なサンプル数/利用可能な分析結果が出たサンプル数/要求されたサンプル数=150/142/424(37.2%
,33.5%)
2.適正率
①サンプルの98.6%が100ppm未満(食品総局担当部への通知対象となる最小参照値は100ppm、通知に加え、回収などの不適正製品に対する管理手続きが実施される最大参照値は200ppm)
②50ppm以上100pm未満の測定結果:3サンプル
③100pm超の測定結果:11サンプル(ただし確認分析時に陽性だったのはわずか2サンプル(マグロ(155.7ppm)及びカジキ(578.8ppm))
3.結論
 本計画結果の大半は適正であった。しかし計画の実施率が低いために、消費者の暴露評価を含む検査目標に最終的に到達することはできなかった。また、サンプルの保存手順など検査手法に不備があったことから、市場の様々な段階でより適切にリスクを制御するための方向付けを行なうことはできなかった。
4.勧告及び展望
 設定された目標に到達できるよう、2005年には本計画が適切に実施されることが求められる。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス農漁業省
情報源(報道) 仏農漁業省
URL http://www.agriculture.gouv.fr/spip/IMG/pdf/dgaln20058200z.pdf
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