食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01040190149
タイトル 豚繁殖・呼吸障害症候群(PRRS)の感染率に関する欧州食品安全機関(EFSA)の意見書
資料日付 2005年8月15日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  豚繁殖・呼吸障害症候群(PRRS)は、EUでは法定伝染病や統一的抑制措置の対象とはなっていないが、国内動物保護のために予防措置を講じている国もあり、国際的にもリスクの程度に応じて予防措置を講じる必要性が高まっている。しかし、PRRSのウイルスの特性に関しては十分に解明されておらず、リスクの全体像を明確にすることができない。それゆえ、欧州食品安全機関(EFSA)は、残飯飼料や動物廃棄物を通じたPRRSの感染リスクを評価するよう要請を受けた。
 と畜年齢の豚のPRRSの増殖に関する臨床的もしくは病理学的な明確な兆候がないため、生前及び死後検査によるPRRSの発見が不可能となっている。若い豚に生ワクチンを組織的に接種しても、ウイルス感染の全体的リスク低減の効果は限定的だと考えられる。また、脱骨やリンパ節の除去などの処置によっても、と体から感染性を排除できない。
 PRRSの感染率は、温度によって大きく左右されるため、非熱処理残飯を飼料として与えることを禁止することが、PRRS感染の全体的リスクに大きな影響を与える。欧州やニュージーランドなどPRRSが存在しない国へ、PRRS感染国から豚肉が輸入されてきたが、これらの国々では、動物廃棄物の処理や廃棄に関して厳格な措置が執られてきたため、PRRS感染が発生していないと考えられる。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) EFSA
URL http://www.efsa.eu.int/science/ahaw/ahaw_opinions/1069/ahaw_op_ej239_porcinereproductiverespiratorysyndromeprrs_en1.pdf
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。