食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01020330149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、ハンガリー政府による遺伝子組換え(GM)とうもろこしMON810栽培禁止措置に関する科学パネルの意見書
資料日付 2005年8月1日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  2005年1月、ハンガリーは、EU指令2001/18/ECの第23条を発動し、認可済み遺伝子組換え(GM)とうもろこしMON810の同国内での栽培を一時的に禁止した。第23条には、加盟国はGMOが環境や人間に与えるリスクに関する新規情報などを入手した場合、一時的にGMO栽培を禁止できるとしている。ハンガリー政府によると、Bt毒素の多量産出・残留性・土壌の生物活性に与える影響・対象昆虫以外の生態系に与える影響など、MON810に関する懸念が生じたため、同国内でのMON810栽培一時禁止を決定したという。
 ハンガリー政府から同国の決定に関して詳細を受けた欧州委員会は、2005年4月欧州食品安全機関(EFSA)に対し、同国政府の決定が上記指令第23条の規定に準拠したものであるか、また、新規情報が環境リスク評価に影響を与えるものであるかどうか考察するよう要請した。
 調査結果から、MON810が人間の健康や環境に影響を及ぼし、一時的栽培禁止措置発動の根拠となる新規情報はない、と科学パネルは結論を下した。同時に、科学パネルは、加盟国による上記指令第23条発動に際しては、十分な科学的検査に基づいた科学的データの裏づけが必要であることを強調した。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) EFSA
URL http://www.efsa.eu.int/science/gmo/gmo_opinions/1046/gmo_opinion_ej228_safeguards_en1.pdf
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