食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01010320331 |
タイトル | 英国保健省、輸血によるvCJD感染に関する研究論文の公表とvCJD患者へ血液を提供した100名に警告 |
資料日付 | 2005年7月20日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国保健省(DH)は、7月20日付ホームページにCJD事例委員会(CJD Incidents Panel)の対策検討に資することを目的にした研究論文を公表した。概要は以下のとおり。 vCJDの血液を介しての感染において、血液供給者にvCJDの病原が潜伏している場合に、現行の方法は、血液もしくは血液製剤の受血者側の感染リスクを分析するのに対して、この研究論文では、逆に受血者がvCJDに感染しているのに供血者に症状が現れていない例について検討していくことを勧めている。研究論文は、情報源のサイトから入手可能であるが、供血者と受血者の関係を3つのシナリオに分けて、ベイズの定理にもとづく確率論的な予測方法を提供している。 また、英国保健省(DH)は、同日付のプレスリリースで輸血及び手術等を介して発生するvCJD感染に関する拡大予防策を開始したことを発表した。この中で、受血後にvCJDを発症した3人の患者に血液を提供した約100人に対し、一般に比べvCJD病原体を保持している可能性が高いことを伝えている。これらの者は、供血、組織及び臓器の供与をしないように、また、手術を受けたり、器具などを体内に挿入するような場合特別な注意を要することを担当医に伝えるように要請される。vCJD患者の病原体が、彼らが受けた血液由来であるかについては、明確ではないが、公衆の健康保護と同時に個々の者を保護する観点からもこのような予防対策を講じるとし、この対策は、リスク評価の結果に基づいていることをプレスリリースは伝えている。 DHの主席医務官のSir Liam Donaldsonによれば、信頼できる血液選別試験が完成するまでは、このように慎重すぎるような手段によりvCJDのあらゆる感染の経路を断つことが賢明と思えるとのことである。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国保健省(DH) |
情報源(報道) | 英国保健省 |
URL | http://www.dh.gov.uk/assetRoot/04/11/53/12/04115312.pdfhttp://www.dh.gov.uk/PublicationsAndStatistics/PressReleases/PressReleasesNotices/fs/en?CONTENT_ID=4116206&chk=4YsTe9 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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