食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01000110110
タイトル カナダ、飲料水中のトリクロロエチレン許容量を改正
資料日付 2005年7月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  カナダ保健省は7月12日、飲料水中のトリクロロエチレン(TCE)の許容量を0.05mg/lから0.005mg/lに改正する飲料水の水質指針を公表した。同時に、連邦・州合同飲料水水質調査委員会はTCEに関する報告書(全49ページ)を公表した(http://www.hc-sc.gc.ca/hecs-esc/water/pdf/dwg/trichloroethylene.pdf)。
 TCEは自動車工業や金属産業界で金属部品の洗浄やグリス除去に広く用いられている揮発性溶剤で、工場廃液や古い処理施設から地下水へ漏出することが知られている。カナダ環境保護法および同規則では2003年7月に国内でのTCEの販売と使用を段階的に禁止することを決定している。
 TCEは揮発性で大気中に蒸発することから、河川,湖沼などの表層水を飲料水として使用する場合は問題とならないが、井水等地下水を利用する場合にその残留性が問題となる。動物実験では、高濃度のTCEを長期間摂取すると腎臓と精巣に対する発がん性や心臓欠陥を伴う繁殖障害を示すことが確認されている。
 今回の水質指針改正に当たって、上記委員会はカナダ国内の多くの飲料水のTCE分析を実施し、ほとんどは0.001mg/l以下であり、0.005mg/Lを越えたものがなかったことを踏まえて、従来の1/10量(0.005mg/L)を新たな許容量として定めたものである。
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ保健省(Health Canada)
情報源(報道) カナダ保健省
URL http://www.hc-sc.gc.ca/english/media/releases/2005/2005_76.html

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