食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu00990150188 |
| タイトル | フランスにおける豚飼育者の抗生物質耐性 |
| 資料日付 | 2005年6月30日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 【審議受理番号】第2004-SA-0220号 【案件】フランスにおける豚飼育者の細菌叢で観察された抗生物質耐性レベルに係る研究及びこの研究がもたらす帰結に関する意見書 【概要】当該研究は2004年2月に衛生監視研究所(InVS)が公表し、2004年にEmerging Infectious Diseasesにも掲載された。この研究の主たる目的は、養豚に従事する人はそうでない人に比べ、鼻・咽頭・消化管の片利共生細菌叢における耐性菌保有率が高いとする仮説を確かめることにある。結果としては、豚飼育者(n=112)は対照群(n=112)と比べ、S.aureusの集落形成が多くみられ(24.1%に対し44.6%、p<0.01)、当該ブドウ球菌はマクロライドに強い耐性を示すことが明らかになった。また、豚飼育者は、S.aureus/マクロライド(22%(n=100)に対し44.4%(n=108)、p<0.01)、咽喉部の片利共生連鎖球菌/アンピシリン(7.4%(n=27)に対し72%(n=50)、p<0.01)、消化管のE.coli/テトラサイクリン・コトリモキサゾール・ナリジクス酸については高い耐性率を示し、ラクトースが優勢な細菌叢のストレプトマイシン・クロラムフェニコール・テトラサイクリン・ナリジクス酸への耐性が観察された。 豚飼育者に特定の耐性菌の集落形成が頻繁に起こっているとする観察所見は議論の余地がない。しかしながら、研究の方法論にいくつか問題点があることや、研究結果の説明が不十分でその解釈が困難であること、養豚における抗生物質使用との因果関係を導くことはできないこと等が指摘される。他方でこの研究結果は、畜産という職種のリスクの問題を提起した。 AFSSAは、抗生物質耐性菌の出現、伝達及び伝播のヒトへのリスクを畜産部門との関連で考察するのに役立つ疫学研究はフランスでは稀であり、その重要性を強調する。現在入手可能なデータからは、S.aureusの保菌率の高さに結びつく豚飼育者の健康リスクは証明されず、本耐性菌保有のリスク要因も明確に特定されていない。一方で、今回の審議によって、リスク評価手法に不可欠な以下に示す補足研究の道筋を特定することができた。 ①菌株及びヒト・動物間伝播現象の特性付け ②特定の耐性菌が頻繁に集落形成することが、豚飼育者の罹患率及び死亡率に及ぼす影響 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | フランス |
| 情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
| 情報源(報道) | AFSSA |
| URL | http://www.afssa.fr/Ftp/Afssa/30529-30530.pdf |
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