食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu00990060149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、香料グループ評価13に関する科学パネルの意見書
資料日付 2005年7月7日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)の科学パネルは、現在EU加盟諸国で使用されている香料が健康に与える影響についての意見を欧州委員会から求められた。これら香料は、Flavouring Group Evaluation FGE.13に属する18種類の香料で、EU規則1565/2000のAnnex Iのグループ14(フルフリル及びフラン派生物で、付加側鎖置換基及びヘテロ原子を持つ場合と持たない場合がある)に属する物質である。今回は、フルフリルアルコール及び関連物質、硫黄置換フラン派生物に関連する物質について評価した。
 18物質のうち、1物質のみ一つのキラル中心を持ち、2物質が幾何異性体として存在しうる。これら物質は構造クラスII(毒性は多少高まるが、はっきりと毒性が現れるわけではない構造を持った香料)と構造クラスIII(明確には安全性の仮定が不可能、または重大な毒性のある可能性が存在する構造を持った香料)に分類される。また、16物質が食品に自然に存在することが報告されている。
 科学パネルは、これまで欧州における香料物質の摂取量推定にMaximised Survey-derived Daily Intakes (MSDIs)を標準として使ってきた。しかし、香料産業から提供された情報を調査した結果、多くの場合、MSDIによる推定方法では消費者の摂取量を過小評価するケースが明らかとなった。特に、年間生産量が少ない場合、その結果は顕著であったため、科学パネルはMSDIによる摂取量推定を留保した。
 それゆえ、科学パネルは、使用量が正常な場合、modified Theoretical Added Maximum Daily Intake (mTAMDI)による推定を行い、推定摂取量が対応閾値を越える場合には使用量に関する詳細なデータを求めることを決定した。
 標準MSDIによる推定では、当該グループの4物質は0.0012~37μg/capita/dayとなり、全て閾値以下(構造クラスIIでは540μg/person/day、構造クラスIIでは90 μg/person/day)に収まった。フルフリルアルコールの4エステルはフルフラールを生成し、5つのヒドロキシメチルフルフラールアルデヒドは5[(スルホキシ)メチル]フルフラールに代謝され、遺伝毒性を生じる。標準MSDIに基づき、1物質を除いた17物質は、香料として推定摂取水準で用いられても安全性に懸念を引き起こすことはない、と考えられる。
 一方、mTAMDIによる推定では、構造クラスIIに属する16物質の推定摂取量が75~3,700μg/person/dayとなり、9物質が上記の閾値を超えた。また、構造クラスIIIに属する2物質の推定摂取量は150μg/person/dayとなり、上記の閾値を越えた。それゆえ、1物質を除き、閾値を越えた10物質に関してはより適切な暴露データが必要である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) EFSA
URL http://www.efsa.eu.int/science/afc/afc_opinions/1023/afc_op_ej215_fge13_en1.pdf
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