食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu00980480105 |
タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)は緑茶とある種のがんのリスクに関する「条件付」ヘルスクレームについて見解を発表 |
資料日付 | 2005年6月30日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は、サプリメント及び通常食品のヘルスクレームを「条件無し」と「条件付」で認めており、業者からの申請に基づき審査し、実施決定書を発行する。「条件無し」ヘルスクレームは、成分と疾病の関係に関する科学的根拠が「Significant Scientific Agreement Standard」に基づくものでなければならない。また、「条件付」ヘルスクレームは、その旨の但し書きがあれば、一定の科学的根拠は必要であるものの、「Significant Scientific Agreement Standard」に基づく「条件無し」ヘルスクレームくほど厳しい規定ではない。 今回、FDAは緑茶とがんのリスクに関し科学的根拠を評価した結果を消費者に発表した。 ①緑茶の飲用と乳がんリスクの減少について、2件の研究では関係が認められず、1件の研究で効果は限定的なものであるものの、リスクの減少を示唆するデータが見られた。これらの研究からFDAは、「緑茶が乳がんのリスクを減少させる可能性はほとんどない」と結論づけた。 ②緑茶の飲用と前立腺がんリスクについて、1件の研究ではがんリスク減少の根拠は示されておらず、一方、別の同様な研究ではがんリスク減少の可能性を示唆していた。これらの研究からFDAは、「緑茶が前立腺がんのリスクを減少させる可能性はほとんどない」と結論づけた。 ③緑茶と他のがんのリスクについても、現在の科学的根拠には「条件付」ヘルスクレームを支持するものはないと結論づけた。 FDAは、今後も新しい科学的知見を評価し、必要であればこれらの結論に変更を加える。 科学的根拠のデータとそれに対するFDAの考え方を示した申請者であるメーカーに対する返答は下記のURLに記載。 (http://www.cfsan.fda.gov/~dms/qhc-gtea.html) |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
情報源(報道) | FDA |
URL | http://www.fda.gov/bbs/topics/NEWS/2005/NEW01197.html |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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