食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu00980100149
タイトル 人間や動物にとって重要な抗生物質耐性をもつバクテリアの評価基準改定に関する欧州食品安全機関(EFSA)科学パネルの意見書
資料日付 2005年6月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  バクテリアの抗菌剤耐性に関する問題は、人間や動物の健康に脅威を与え、それによる経済的損失も大きくなる。EU全体でも、耐性を減少させる様々な取組みが行われており、2006年から実行される飼料中の成長促進抗生物質の使用禁止措置なども、その一環である。
 抗菌剤耐性には、バクテリアが固有に持っている場合と、外因性のDNA獲得や自己の遺伝子突然変異によって獲得する場合がある。このため、科学パネルは、耐性の表現型を評価することにより、13種の抗菌薬について微生物学的ブレークポイントを設定し、1種類以上の抗菌薬に対してこのブレークポイントを超える最小発育阻止濃度(MIC)が確認された場合、その耐性が固有のものであるか、後天的なものであるか、更なる調査を行うこととする。一般的に、耐性が獲得された場合、その耐性が遺伝子転送される危険性は、固有の耐性よりも大きいと考えられる。
 それゆえ、抗菌剤耐性を獲得したバクテリアは、それが染色体異常の結果であると確認されなければ、飼料添加物として使用すべきではない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) EFSA
URL http://www.efsa.eu.int/science/feedap/feedap_opinions/993/feedap_op_ej223_antibiotics_en1.pdf
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