食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu00960310341
タイトル フランスによるリンゴを主成分とした特定製品中のパツリン検査結果
資料日付 2005年6月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス経済財政産業省(MINEFI)競争消費不正抑止総局は、リンゴを主成分とした特定製品中のパツリン検査の結果を公表した。
1.調査実施の動機
 パツリンは、特定のカビによって合成されるマイコトキシンである。この毒素に対する消費者の主な暴露源は、リンゴを主成分とした製品である。リンゴを主成分とした製品における許容最大含有量は、改正されたEU規則466/2001で定められている。本調査の目的は、国内で市場に出された製品が適正であるかどうか、また適正規範が実施されているかどうかを確認すると同時に、今後許容最大含有量を見直す際に役に立つ汚染データを収集することにある。
2.調査結果
 合計で138サンプルを分析した。
(1)リンゴジュース・リンゴを主成分とした飲物:73サンプル中9サンプルが許容最大含有量50μg/kgを超過していた(71~1800μg/kg)。
(2)ピュレ・コンポート:調査した32サンプルは全て許容最大含有量25μg/kgを下回っており、いずれも適正であった。
(3)乳幼児用食品については、調査した8サンプルからは検出されなかった(許容最大含有量は10μg/kg)。
(4)シードル・発酵飲料・アペリティフ・ポモー(リンゴのリキュール):25サンプルのうち3サンプルが許容最大含有量50μg/kgを超過(ポモー2サンプルは各々79及び150μg/kg、アぺリティフ1サンプルは200μg/kg)。
 不適正な製品の多くは、職人又は農民によって生産されたものであった。リンゴの選別、加工前の果物の貯蔵期間の制限、適切な衛生条件下での貯蔵といった適正規範の実施によって状態を改善することができる。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス経済財政産業省(MINEFI)
情報源(報道) 仏経済財政産業省
URL http://www.minefi.gouv.fr/DGCCRF/04_dossiers/consommation/controles_alimentaires/actions/patuline0605.htm?ru=04
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