食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu00960130328 |
タイトル | 基質特異性拡張型βラクタマーゼ(ESBL)産生大腸菌に対する薬剤耐性 |
資料日付 | 2005年6月14日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)は、6月16日、基質特異性拡張型βラクタマーゼ(Extended-Spectrum Beta-Lactamases:ESBL)を産生する大腸菌の薬剤耐性に関するDEFRAの方針を公表した。また、同時に関連する専門用語(ESBL、薬剤耐性等)の解説のために9項目にわたるQ&Aを公表した。公表概要は以下のとおり。 家畜における薬剤耐性は、動物用医薬品や農薬として抗生物質が使用されるようになってから一般的にみられるようになったが、どの種においても、抗生物質の使用に伴う固有のリスクとなって現れる。 グレートブリテンにおける食肉の供給源となる家畜からのESBL産生大腸菌の初確認は、比較的新しく、獣医学研究所(VLA)により2004年秋にウエールズ地区農場の子牛で確認された。 家畜の健康と保護に関する専門委員会(DGAHW)、動物用医薬品専門委員会(VMD)、獣医学研究所(VLA)、健康保護局(HPA) ,英国保健省(DH) ,ウエールズ地区議会農業部、全国公衆衛生事業ウエールズ支部、食品基準局(FSA) ,農場主、及び農場管理者による専門委員会を開催し、VLAによる抗生物質の使用抑制、適正使用の始動を実施したが、現時点では抗生物質の使用は禁止していない。 DEFRAとしては、VMD及びDGAHW等と意見を調整し、概略以下の方針を示した。 ○現在ESBL産生大腸菌がどのような病気を引き起こすか不明であり、菌の分離にも成功していない。また、感染の状況、特性についても不明である。このような状況下ではESBL産生大腸菌の拡散を防止しないまま観察、研究を続けることとなる。現在、研究の対象となっている大腸菌の菌株は、ヒトに感染するタイプではないが、ヒトへの影響についてはHPA及びVLAの共同研究において引き続き調査する。 Q&A は以下のURLより入手可能。 (http://www.defra.gov.uk/animalh/diseases/zoonoses/esbl-qa.htm) |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA) |
情報源(報道) | DEFRA |
URL | http://www.defra.gov.uk/animalh/diseases/zoonoses/esbl.htm |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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