食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu00950130188 |
タイトル | 乳幼児用ミルクの製造工程における微生物汚染制御のための過酸化水素処理許可申請に関するフランス食品衛生安全庁(AFSSA)の意見書 |
資料日付 | 2005年6月8日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 【諮問番号】第2004-SA-0294号 【諮問機関】競争消費不正抑止総局 【案件】乳幼児用ミルク製造において乳清を脱塩する時に細菌学的品質を維持する目的で過酸化水素処理を施す許可申請 【概要】乳幼児用ミルクの製造工程で細菌の生育が確認されたことから、細菌を死滅させ、乳清の細菌学的品質を維持するために過酸化水素を使用することについて許可申請がなされた。残留する過酸化水素はカタラーゼによって分解する。通常の使用量は、過酸化水素が200mg/L、カタラーゼが50U/mL 。 過酸化水素は飲料水処理及び食品接触資材の洗浄製品への使用が認められており、フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は加工助剤として卵の洗浄用に溶液として使用することは消費者に健康リスクを生じさせるものではないとしていた。また米国では、特定食品の加工処理に許可されており、農作物加工工業への抗微生物剤としての使用は「GRAS(一般的に安全と認められている物質)」とされている。 カタラーゼ使用によって、乳清たん白質のプロフィールが変化し、アレルゲンとなるたん白質が生じる可能性があるため、この点について分析を行う必要がある。 本処理法は微生物学的な観点からは有効であるが、技術的・分析学的・毒性学的側面に関するデータが不足しており、現時点では消費者への無害性を評価することができない。また、製造工程の不備を補うために、抗微生物効果を期待して化学物質を添加する方法は考え直すべきである。細菌学的品質を維持するには、それ以外にも貯蔵温度の低減などの方法がある。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
情報源(報道) | AFSSA |
URL | http://www.afssa.fr/Ftp/Afssa/29823-29824.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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