食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu00950120361 |
タイトル | 台湾行政院衛生署、彰化県産のあひるの卵から高濃度のダイオキシンを検出 |
資料日付 | 2005年6月10日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 台湾行政院衛生署は6月10日にプレスリリースを発し、彰化県線西郷の某あひる飼養場から出荷されたあひるの卵から、EUが鶏卵に対し定めている上限値(3pg WHO-TEQ PCDD/F/g fat)を超える高濃度のダイオキシンが検出されたことを公表した。 ダイオキシンの含有は、同署薬物食品検査局が実施する「食品中のダイオキシンレベルにかかる年度調査」の過程で明らかになった。今回の汚染は同地のあひる飼養場に限られ、問題のあひるの卵及びあひるの処分は環境保護署及び農業委員会の協力により発見の初期段階で終了していること、問題の卵は市場に流通していないこと、並びに関係する飼養場には営業禁止を命じていることを同署は明らかにし、市場の安全性を強調している。 なお、今回の事件の反響は大きく、関連ニュースが多数のメディアで報じられている。概要以下のとおり。 ①2005年2月にダイオキシンが検出されて以来、同地のあひる飼養場5ヶ所であひる2万羽及び卵130万個以上が処分された。6月初旬に最後のあひるの群れを処分し終わって初めて、当局は事実を報道した。 ②行政院環境保護署と行政院農業委員会の間で、汚染源に対する見解が分かれており、検出から4ヶ月が経った今なお、汚染源が明らかになっていない。市民はこのことに不信感を募らせている。 ③汚染源の候補として、近くにある工業地帯(彰濱工業区)の工場数ヶ所や台中火力発電所等の施設の名や飼料などが候補に挙がっている。6月14日、環境保護署は環境検査の結果、工業区内の台湾鋼聯公司である可能性が高いことを公表した。 ④県当局は中央政府に対し不信感を募らせ、汚染源の確定を迫る一方、ヒトへの健康調査を開始した。第1回調査として、飼養場の関係者等を中心に50人の健康調査を実施したところ、健康影響はなかった。 |
地域 | アジア |
国・地方 | 台湾 |
情報源(公的機関) | 台湾行政院衛生署 |
情報源(報道) | 台湾行政院衛生署 |
URL | http://www.doh.gov.tw/cht/content.aspx?doc_no=41275 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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