食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu00940380305
タイトル EU、食品に栄養表示を義務づけた場合の影響評価報告書
資料日付 2005年6月1日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  EUは、包装済食品(pre-packaged food)に栄養表示を義務づけた場合の影響評価報告書を公表した。評価は、欧州委員会の保健消費者保護総局(DG SANCO)が外部団体を通じて実施したもので、消費者の健康、食品業界のコスト及び監督官庁の負荷に及ぼす影響度を調査した。概要は以下のとおり。
①実態調査
 英国、ドイツ、スペイン及びポーランドを対象として、計2,954品目の栄養表示の実態を調査した。製品に栄養成分表が表示されている割合は、英(75%)、スペイン(54%)、ドイツ(50%)、ポーランド(41%)で平均56%であった。
 比較的表示のなされている製品はシリアル、マーガリン、スープ、冷凍野菜で、無表示の多いのがコーヒー、ガム、スパイス、マスタード、酢、蜂蜜であった。ガムやスパイス等の場合、表示面積が限られていることも要因とみられる。
②消費者の健康に及ぼす影響
 生活水準、教育水準、性差、年齢、健康への関心度等々、多数の要因が関係しているため、今回の調査のみでは栄養表示が直ちに消費者の健康に影響を及ぼすとの結論には至らない。しかし、長期的には、様々な食品に対する消費者の理解を高めるはずであることから、健康意識を向上させ、肥満や病気を防止するための一助となるであろう。
③食品業界のコストに及ぼす影響
 表示内容をエネルギー、たん白質、炭水化物、脂質の4件に限定した場合、分析機関のコストは1品目当たり57ユーロとなる。砂糖、飽和脂肪酸、ナトリウムを含めた7品目の場合は256ユーロ、さらに繊維質も含めると354ユーロとなる。このほか、コンピュータ・プログラムにも1品目当たり70~100ユーロが必要である。
 食品メーカーでは、大体が4品目又は7品目を採用しているが、ラベルを変更する場合、1品目当たり2,000~4,000ユーロ、デザイン変更には7,000~9,000ユーロの経費を要する。成分表の表示方法(貼付、直接印字)によってもコストが変化する。最終商品の価格に影響が及ぶと答えた業者は、大企業では44%、小規模企業では62%であった。
④監督官庁の負荷に及ぼす影響
 イタリア、スロバキア、スウェーデン及び英国の食品法所掌官庁での聞き取り調査で、栄養表示の義務づけがなされても、監督官庁の人的資源等にはほとんど影響が及ばないとのコメントを得た。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) EU
URL http://europa.eu.int/comm/food/food/labellingnutrition/nutritionlabel/impact_assessment.pdf
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