食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu00940110111
タイトル カナダ、水産養殖場での違法薬剤使用に関するコミュニケを発表
資料日付 2005年6月6日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  カナダ食品検査庁(CFIA)は、最近、国産および輸入水産物から違法の殺カビ剤マラカイトグリーンが検出されていることを踏まえ、水産養殖業者及び水産物輸入業者に向けて、魚介類の孵化・養殖にあたって使用が禁止されている薬剤に関するコミュニケ(公式見解)を公表し、関係者へ関連法規を遵守するよう呼びかけた。
 カナダでは、食品医薬品法および水産物検査法に基づき、水産孵化場及び養殖場では、保健省動物医薬品局が指定している動物用医薬品を獣医師の処方のもとで使用することが定められ、CFIAがその遵守状況を監視している。輸入水産物に対しても同じ規則が適用される。今回のコミュニケでは、関係者に対して無許可薬剤を使用しないように注意を喚起するとともに、違反事例には法的措置をとるとの警告も含まれている。
 同時に、カナダ漁業海洋省(Fisheries and Oceans Canada)は、保健省が許可している養殖用薬剤として以下の5種のリストを公表し、これら以外の使用は違法であると注意喚起している。
①Parasite-S(エラ、ヒレ、皮膚および魚卵の外部寄生虫防御。薬浴剤として使用)
②高濃度食塩水(体表寄生虫およびカビ感染の防御)
③Pyceze(Bronopol)(養殖魚の健康管理、サケ卵の抗カビ剤)
④perox-Aid(過酸化水素)(魚卵の抗カビ剤)
⑤Ovadine(魚卵の殺菌剤)
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ食品検査庁(CFIA)
情報源(報道) カナダ食品検査庁
URL http://www.inspection.gc.ca/english/anima/fispoi/commun/com06_06_05e.shtml
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