食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu00930070110
タイトル カナダ、農薬の安全性試験指針を改正
資料日付 2005年5月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  カナダ保健省は5月27日、農薬の登録申請にあたって提出が求められる各種安全性評価試験法の改正指針(Guideline for Developping a Toxicological Database for Chemical Pest Control Products)を公表した。
 本指針の第1版は1984年に策定されているが、今回、その後の科学技術の発展を踏まえ、また、国際的な基準との整合性を求める観点から改正が行われたものである。改正指針では米国環境保護庁(USEPA)ならびに経済協力開発機構(OECD)のガイドラインとの整合性が図られている。新たに追加された毒性試験はないが、動物実験における投与法、投与期間、使用する動物種、試験方法、試験法の呼称等の変更がなされている。
 動物実験は必須(required(R))、条件付必須(conditionally required(CR))、非必須(not required(NR))に分類され、農薬原体に対する試験としては、急性毒性(R6種、CR3種)、短期毒性(R1種、CR6種)、長期毒性としては慢性毒性(R1種)、発ガン試験(R2種)、慢性発がん性試験(CR1種)、その他の長期毒性試験(CR1種)、特殊試験として多世代繁殖試験(R1種)、発生毒性試験(R2種)、遺伝子毒性試験(R3種、CR1種)、代謝毒性(R1種)、神経毒性(CR5種)の各試験について使用動物種、投与経路、投与期間などが規定されている。
 また最終農薬製品に対する動物実験としては、各種急性毒性試験(R6種、CR2種)、短期毒性(CR7種)、その他(CR3種)の使用動物種、投与経路、投与期間等が規定されている。
 なお、微生物農薬およびフェロモンにはそれぞれ別に定める指針が適用される。
 (微生物農薬 http://www.pmra-arla.gc.ca/english/pdf/dir/dir2001-02-e.pdf
 (フェロモン  http://www.pmra-arla.gc.ca/english/pdf/dir/dir9702-e.pdf
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ保健省(Health Canada)
情報源(報道) カナダ保健省
URL http://www.pmra-arla.gc.ca/english/pdf/dir/dir2005-01-e.pdf
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