食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu00900290329 |
タイトル | 英国SEAC委員会(第87回)議事録の概要 |
資料日付 | 2005年4月26日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国海綿状脳症諮問委員会(SEAC)は、4月26日のホームページに4月21日に行われた第87回諮問委員会の議事録の概要を発表した。 1.これまで討議されてきた事項について、新たに次のように更新した。 ①全国の輸血サービス機関からの依頼であった血中のプリオン除去のためフィルターを使用することへの検討は個別の状況を判断して適性を考えるべきと結論。 ②SEAC疫学研究グループは5月の会議でvCJD発症の予見につき検討する。 ③牧草のライグラスに含まれる毒性のあるアルカロイドがBSEの発症に関連するとの知見については充分な立証が得られないためこれ以上の検討はしないと結論。 他、硬膜移植、フランスの山羊のTSEサーベイランス等につき討議された。 2.今回の主な議題に関する討議概要は以下のとおり。 ①組織あるいは臓器の提供者が、提供の数日前に輸血を受けた場合、若しくは相当以前に受けた場合に、提供される組織あるいは臓器に存在するであろうと思われるvCJD病原体量の差を科学的に識別することに関する討議は次のような見解に達した。輸血経験者を提供者から除外する対策により、組織及び臓器移植における輸血関連のvCJD感染リスクは、以前よりかなり低くなった。しかしながら、ごく少ないかもしれないが英国の全国民がvCJDのリスクを有していると考えられることから、移植によるvCJD感染はゼロではない。組織および臓器の提供者が輸血を受けた時期が異なったとしてもそのことによるリスクの差は小さいと考える。 ②BARB(反芻動物由来肉骨粉の飼料への利用全面禁止後の誕生)特別疫学研究グループの責任者ノエル・ジル教授はこの1年間の研究成果を会議に発表した。飼料の交叉汚染に関する報告であったが、SEACのメンバーからは、さらに分子レベルの研究に対する要望があった。 ③ 英国食品基準庁からの検討依頼であった12ヶ月齢牛もしくは30ヶ月齢牛の特定危険部位「脊柱」を介するBSE病原体のヒトへの曝露の差は無視できるレベルであるとの結論に達した。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国海綿状脳症諮問委員会(SEAC) |
情報源(報道) | SEAC |
URL | http://www.seac.gov.uk/papers/websummary87.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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