食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu00890050149
タイトル 農薬6種類に関するピアレビュー(peer review)№1~2
資料日付 2005年4月25日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州では、農薬に使用されている化学物質に関してのリスク評価が義務けられているが、初期評価は認可申請を行った加盟国が行い、その後、この初期評価案に基づき、加盟国の科学者によってピアレビューが行われることになっている。EFSAでは、リスク評価過程の透明性向上を図るため、今回、以下の6種類の農薬についてピアレビューを公開することを決定した。また、初期評価案についても、今後公開を予定している。
1.トリベヌロン
 トリベヌロンは低い急性毒性を示すものの、遺伝毒性や生殖毒性はなく、ラットによる実験結果から1 mg/kg bw/dayのNOAELを得た。そこで、安全係数を100として0.01 mg/kg bw/dayのADIを設定した。また、ウサギの発達実験結果から得た20 mg/kg bw/dayのNOAELを基に、安全係数を100として0.2 mg/kg bw/dayのARfD(急性参照容量)を設定した。当該物質の残留物に関し、消費者の予想摂取量は上記ADIやARfDを著しく下回っている(1 %未満)ことが分かった。詳細は以下のURLを参照。Http://www.efsa.eu.int/science/praper/conclusions/801/praper_rep15_tribenuron_conclud_en1.pdf
2.オキサミル
 オキサミルには遺伝毒性・発癌性・生殖毒性はなく、ラットの急性神経毒性実験から得られた0.1 mg/kg bw/day のNOAELに基づき、安全係数を100としてADI及びARfDを0.001 mg/kg bw/dayと設定した。また、当該物質の残留物に関し、消費者の予想摂取量は上記ADIの73 %を超えないことが分かった。詳細は以下のURLを参照。Http://www.efsa.eu.int/science/praper/conclusions/868/praper_rep26_conclusion_oxamyl_en1.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) EFSA
URL http://www.efsa.eu.int/science/praper/catindex_en.html
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