食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu00880270104
タイトル 米国疾病死亡週報(MMWR)4月15日号に「FoodNetによる食品由来病原菌感染症2004年暫定データ」が掲載
資料日付 2005年4月14日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は、全米10州、人口の15%(およそ4千4百万人)を網羅するアクティブ・サーベイランス・ネットワークであるFoodNetが収集した食品由来病原菌感染症の2004年暫定サーベイランスデータと基準となる1996-1998年のデータを比較した報告書を公表した。
 概要は以下のとおり。
 2004年、FoodNetの対象地域では15
,806件が病原菌感染症と判定された。件数の内訳はサルモネラ6
,464、カンピロバクター5
,665、赤痢2
,231、クリプトスポリジウム613、O-157 401、エルシニア173、ビブリオ124、リステリア120、サイクロスポラ15であった。
 1996-1998との発症数の比較ではO-157が42%、カンピロバクターが31%、クリプトスポリジウムが40%、エルシニアが45%、それぞれ減少していた。赤痢は変化なく、ビブリオ菌感染者は1996年と比較して47%増加している。
 減少した要因としては米国農務省食品安全検査局(FSIS)が2002年から牛ひき肉のO-157と調理済み製品のリステリア対策として新たな取組を導入したこと、それに呼応し企業側が食品安全システムを強化したこと、多くの企業が病原菌を減らすための新しい技術を導入し確認検査の頻度を増加したこと等が考えられる。更に、これらが生体牛やと畜時のO-157汚染を低減させることに結びついた。
 カンピロバクターの減少は家きん肉の正しい取扱いと調理方法に対する消費者の認知が向上したことによると考えられる。
 FSISの食品安全担当次官はこの結果を受け、「これらの大幅な減少は2002年のO-157と2003年のリステリアに対する取組強化の結果である。」と述べた。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) CDC
URL http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm5414a2.htm http://www.dhhs.gov/news/press/2005pres/20050414.html
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