食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu00870330188
タイトル フランス、起こり得る気候温暖化を考慮した動物疾病の出現及び進展のリスク評価報告書を発表
資料日付 2005年4月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、フランス農漁業省食品総局からの依頼を受け、起こり得る気候温暖化が原因となる動物疾病の進展リスクについて評価した。
 プレスリリース(1ページ)、勧告(2ページ)、総括(2ページ)、報告書(78ページ)、6疾病(「リフトバレー熱」、「ウエストナイル熱」、「内臓リーシュマニア症」、「レプトスピラ病」、「ブルータング」及び「アフリカ馬疫」)に関する詳細な文書が入手可。
 気候が温暖化すると仮定した場合、近い将来フランス国土に発生し得る様々な動物疾病(特にベクターを介するもの)を特定し、それを公衆衛生、家畜飼育経済及び疾病発生確率の度合いに対するリスクに応じて階層化することとなった。
 まず、気候の変動に応じて疾病の発生率や分布区域が変化する疾病のリストを作成した。次に、各疾病を伝播形態をもとに検討し、地理的分布や発生率に関する影響、動物・ヒトへの衛生的影響及び経済的影響を推定することで、各々のリスクを明らかにし、階層化した。この結果、気候変動による影響を最も受けやすい6つの疾病を特定した。
 こうして、当該疾病の発生率及び地理的分布の変化に備えること、疫学サーベイランス、研究、情報提供及び人材育成に関する活動の具体的な道筋をつけることが適切であるとされた。気候変動への適応、各疾病に特有の側面の考察、疫学サーベイランスの維持又は強化、医学研究の発展及び衛生教育の努力を勧告する。
 ただし、気候変動が新たな動物疾病出現に対して及ぼす影響については、まだ不確定要素が多い。中期的な予測が困難なことから、本報告書が疾病発生地の進展状況や知見の改善に応じて、定期的に更新されることを提案する。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) AFSSA
URL http://www.afssa.fr/Object.asp?IdObj=29052&Pge=0&CCH=050411131233:26:4&cwSID=A4F4A78F34A44ED88BEE0BB1F3CD65F2&AID=0
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