食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu00850340328
タイトル 遺伝子組換え作物の圃場試験結果報告
資料日付 2005年3月21日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)の研究班は既に、冬蒔きの除草剤耐性の遺伝子組換え(GM)油糧菜種と従来種の春蒔き菜種、ビート、およびとうもろこし間に野生生物の数度(Abundance)に違いがあったことを報告しているが、残り1種類の秋蒔きの除草剤耐性GM油糧菜種の結果について、今回、2005年3月21日に結果がまとまり報告された。
 報告では、秋蒔き除草剤耐性GM油糧菜種は、従来種と比較して野生生物の数度に違いが見られたとしている。概要は以下のとおり。
①従来種と同程度の雑草が繁茂したが、GM油糧菜種の方に葉の広い草が少なく葉幅の狭い草が多かった。
②葉の広い草には花が咲くため、蝶やハチが従来種に集まるのでGM種にはあまり集まらなかった。
③葉の広い草の種子は鳥の餌として適しているため、従来種の方が鳥が集まった。
④有益な土中昆虫はGM作物に多かったが、他の昆虫および幼虫に変化はなかった。
 これらの結果は科学運営委員会(SSC)および環境への開放諮問委員会(ACRE)から環境相Elliot Morley 氏に提出され、GM油糧菜種が商業ベースで栽培可能か、持続可能な農業に応用していけるのかなどの検討資料となる。
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)
情報源(報道) 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)
URL http://www.defra.gov.uk/news/2005/050321b.htm http://www.defra.gov.uk/news/2005/050321c.htm
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