食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu00850040149
タイトル 新開発食品ベタイン使用に関する科学パネルの意見書
資料日付 2005年3月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)の科学パネルは、新開発食品ベタイン(glycine betaine又はtrimethyl glycine)を飲料、シリアル、お菓子、乳製品に使用することに関しての評価を要請された。
 既に、当該物質の標記食品への使用に関しては、フィンランド当局が提案し、それに対してEU加盟国が評価レポートを作成しているが、安全性に関する懸念が数多く指摘されている。
 例えば、長期使用による健康への懸念、好ましくない動物実験結果、不十分な臨床試験、グルタチオン及びコレステロール代謝への好ましくない影響、ベジタリアンや栄養不足の人がメチオニン不足に陥る危険性、他の栄養素の作用阻害などこれまで指摘されていた安全性に関する問題点は、今回提出された動物及び人を対象とした実験でも解決されないままであった。
 提出データから、ベタインのNOAELを導き出すことは出来ず、また生殖及び発達毒性に関するデータも不足しているため、一日許容摂取量(ADI)の設定は不可能であった。また、人への実験データも不十分で、加盟国から指摘された問題点を解決できるものではなかった。
 このため、ベタイン使用の安全性は不明であるという結論に至った。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) EFSA
URL http://www.efsa.eu.int/science/nda/nda_opinions/850/opiniononbetaine1.pdf
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。