食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu00850010149
タイトル フッ素の許容上限摂取量に関する科学パネルの意見書
資料日付 2005年3月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フッ素は人間の成長に必ずしも必要不可欠のものではないが、0.05mg/kg bw/dayでの摂取やフッ素入り歯磨き粉を使用すれば、虫歯予防に大変有効である。しかし、エナメル質が完全に形成される前に大量のフッ素を摂取すれば、エナメル質のミネラル量が減少し、歯がフッ素症になることもある。
 欧州食品安全機関(EFSA)の科学パネルは、0.08-0.12mg fluoride/kg bw/dayを摂取している人の5%以下に、軽度のフッ素症が見られることを考慮に入れ、フッ素の上限摂取量を1~8歳児の場合0.1mg fluoride/kg/dayとした。これは、1~3歳児、4~8歳児の場合、それぞれ、1.4mg/day、2.2mg/dayに相当する。
 また、閉経後の女性が治療のため数年間、0.6mg/kg bw/dayのフッ素を経口摂取した場合、nonvertebral boneの骨折リスクが著しく増加することから、科学パネルは安全係数5を適用し、上限摂取量を0.12 mg/kg bw/dayとした。これは、9~14歳児で5mg/day、妊婦や授乳中の女性を含む15歳以上で7mg/dayに相当する。
 一方、乳児のフッ素上限摂取量は設定できなかったが、母乳で育てられている乳児のフッ素摂取量は極めて低く(2-40μg/day)、0.25mg/dayのフッ素を補助的に摂取してもフッ素症になる危険性はない。
 食品に関する科学委員会が乳児用調整乳やフォローアップ調整乳中のフッ素の推奨上限値を0.6-0.7 mg/Lとしているが、これは生後半年の乳児(体重5 kg)で0.1 mg/kg bw/dayに相当する。しかし、粉末調整乳の場合、還元に使用する水が0.7mg/L以上のフッ素を含んでいれば、この上限値を超えることになる。
 通常の食事をとった場合、9歳以上の子供や大人のフッ素摂取量がそれぞれ5 mg/day、7mg/dayを超える確率は極めて低いと予想されるが、高濃度のフッ素を含んだ水(2-3 mg/L以上)を摂取すれば、この上限摂取量を超える可能性がある。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) EFSA
URL http://www.efsa.eu.int/science/nda/nda_opinions/851/opiniononulfluoride1.pdf

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