食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu00820580111
タイトル カナダ、家畜衛生規則、飼料規則などの改正案を官報のガゼットIに掲載
資料日付 2005年2月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  カナダの官報ガゼットIは食品検査庁所轄の次の関連規則改正案を掲載し、意見募集を行った。
 ①ウシ科の家畜及びそれらの製品の輸入禁止規則
 (改正主旨)米国からの輸入を禁止している現行規則が、本年3月31日に有効期限満了となることから、それ以後の輸入禁止事項を緩和する。即ち、米国からの輸入禁止対象生体牛を、米国の飼料規制が完全実施された1998年1月1日以前に生まれた牛に限定する。また、牛の年齢に関わらず全ての牛肉の輸入が許可される。但し、SRMを除去していない牛肉は除く。
 ②家畜衛生規則等
 (改正主旨)飼料規制強化の目的から、現行の規制、即ち、豚、馬を除く哺乳動物たん白の反すう動物への給餌禁止措置はそのまま継続すると同時に、次のような強化規則を導入する。
 ・牛SRM、死廃牛、その他の反すう動物に由来するたん白をペットフードを含む全ての家畜用飼料及び飼料に使用することを禁止する。
 ・と畜場及び加工工程で除去したSRMを隔離し、SRMを扱う設備を専用のものとする
 ・SRMに標識、色素その他の手段で確認できるようにし、移動及び処分の追跡が可能なものとする
 ・SRMの処分と廃棄条件を特定する
 ・禁止原料を扱うレンダリング施設の設備とラインを専用のものとする 等
 これらの主旨の基に関連する家畜衛生法、飼料規則、肥料規則等を改正する。
 ③家畜衛生規則・IDシステム
 (改正主旨)2001年に同規則に基づいて導入された牛個体識別プログラムを強化する目的から、未識別牛の品評会、オークション畜舎、共同牧場への移動を禁止する。耳標にはナショナルロゴと番号をつけるなどによりCFIAの職員がトレーサビリティのデータベース作成が確実に行えるようにする。
 ④その他、雑草種子規則の改正、バイオセイフティに関するカルタヘナ議定書実施のためのカナダ農産品法に基づく規則原案、ボトルウオーター連邦規則の更新の討議資料、有機表示に関する規則についての討議資料なども掲載されている。
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ食品検査庁(CFIA)
情報源(報道) カナダ食品検査庁
URL http://www.inspection.gc.ca/english/reg/consultation/reginite.shtml
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