食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu00820110305 |
タイトル | EU、着色料のスダンに関するQ&Aを公表 |
資料日付 | 2005年3月4日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | EUは、着色料のスダンに関するQ&Aをホームページに公開した。 スダンの毒性、EU内での規制、汚染食品の種類、汚染対策の現況等について、8項目の質問と回答を公開している。(全2ページ)主な質問と回答は、下記のとおり。 ①スダン染料とは何か。 通常はプラスチックや合成材料の着色に使用する工業用染料です。今までに4種のスダン染料が特定の食品から検出されており、特に多いのはスダンIとスダンⅣ(スカーレットレッド)です。 ②スダン染料には健康へのどの様な潜在的影響がありますか。 スダンIは遺伝毒性を持つ可能性があり、国際がん研究機関(IARC)によればI、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳは全て発がん性を持つ可能性があります。スダン染料を不正に食品に添加することにより公衆衛生にリスクが及びます。 ③汚染に関係のある食品はどのような物ですか。 当初はスダンIによるチリ・チリ製品でした。その後加盟国の監視が強化され、他の香辛料やバージン・パームオイルのほか、幾つかの加工製品も汚染されていることが分かりました。スダンI以外のスダン染料も食品から検出されています。 ④EUは、この問題にどの様に取り組んできましたか? 2003年6月、欧州委員会は委員会決定2003/460/ECを採択し、汚染防止のため食品会社に対し輸入原材料の検査を義務付けました。また、加盟国に対しては汚染の程度を算定するため、市場における製品検査を要請しました。このモニタリングにより、チリを含有する様々な加工食品などに、スダンI汚染が広範に及んでいることが明らかになりました。スダンI以外のスダン染料もEU内のチリ・チリ製品から発見されました。この結果をもとに、2番目の委員会決定(2004/92/EC)が2004年1月に採択され、対策を他の食製品と他のスダン系染料に拡大しました |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州連合(EU) |
情報源(報道) | EU |
URL | http://europa.eu.int/comm/food/food/chemicalsafety/fraudulent/qanda_en.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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