食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu00810130343
タイトル 「環境毒物に汚染した川魚の大量摂取者の暴露に関する健康リスク評価」
資料日付 2005年2月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス衛生監視研究所(InVS)は「環境毒物に汚染した川魚の大量摂取者の暴露に関する健康リスク評価」(全125ページ、本文は65ページ)を公表した。
【背景】
 1995年から2000年にかけて、アドゥール・ガロンヌ河川水質局は水質汚染の指標として魚の汚染状況を4回にわたり調査し、4件の調査報告書を作成した。報告書によると、特定の魚から高濃度の金属性微量元素が検出されるなど、健康面で憂慮すべき結果が出ていたことから、ミディ=ピレネ保健・社会地域局は2001年に、同県の疫学地域介入室に魚の摂取による健康リスク評価を依頼した。
 その結果、当該河川流域で採取した魚を1日1回摂取する子供は、カドミウム、水銀及び鉛に暴露される理論的なリスクが無視できない程度に存在することが明らかになった。
 農漁業省食品総局から本件について諮問を受けたフランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、分析対象の偏りや分析結果の信頼性に疑問があったことから、健康リスクは明らかにできなかったとする意見書を2002年に出した。
【報告書の内容】
 仏衛生監視研究所(InVS)の評価書は、AFSSAの意見書を踏まえて、当該河川流域の魚を摂取した場合の健康リスクを評価することを目的とする。分析対象となった魚は、ウナギ及び肉食魚(ルシオパーチ、カワカマス、ブラックバス及びパーチ)。
 項目は以下のとおり。①研究紹介、②物質選択及びハザード同定、③調査の対象となる集団、④川魚の採取及び摂取習慣に関する記述、⑤川魚摂取による鉛、カドミウム、水銀への曝露評価、⑥リスク判定、⑦議論、結論及び勧告
【結論】
 AFSSAの提案する耐容一日摂取量に照らし、健康リスクは次のように判定される。
 大人については、総水銀及びメチル水銀の耐容一日摂取量を超えていた特定の漁師を除いてリスクはない。ウナギ及び肉食魚を大量に摂取する子供については、総水銀及びメチル水銀のハザード指数(推定摂取量/無影響摂取量)が1を超えていた。
 InVSは、AFSSAの勧告と同様に、当該河川の魚を過剰に摂取することなく、多様な魚を摂取すること、リスク源である環境汚染を低減すること、等を勧告する。
 
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス衛生監視研究所(InVS)
情報源(報道) フランス衛生監視研究所(InVS)
URL http://www.invs.sante.fr/display/?doc=publications/2005/risques_peche_220205/index.html

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