食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu00700020149 |
| タイトル | 乳幼児及び子供への脂肪換算係数導入に関する科学パネルの意見書 |
| 資料日付 | 2004年11月23日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 食品包装資材からの溶出物質の曝露推定量は、消費者が1kg詰め食品を摂取した場合に含まれる最大濃度、つまり特定移行限度(specific migration limit(SML))に基づいて推測されている。 溶出物質のSMLは、毎日、1kgの食品を摂取した結果の理論曝露量が、一日許容摂取量や他の毒性限度値を越えないように設定されている。 しかし、脂肪の消費量は1 kg/dayをはるかに下回り、欧州では成人一日当たり200g fat/人/day、つまり60kgでは、3.3g fat/kg bw/dayを超えないことから、20%以上の脂肪を含む食品については、その割合に応じて脂肪換算係数を導入することとしている。 乳幼児や子供の場合、体重ベースで考えると、脂肪消費量は成人よりも多くなることから、成人とは別の脂肪換算係数が必要との考えがあり、科学パネルは、乳幼児や子どもについて、食品中に溶出する親油性物質のSMLを算出するための係数導入が必要かどうか評価した。 6ヶ月から10歳までの子供の場合、そのエネルギー必要量を考慮すれば、体重ベースで6.5g fat/kg bw/dayから3.8g fat/kg bw/dayの脂肪を摂取していることになり、現在の脂肪換算係数は子供用には低すぎ、多くの子供用食品には適用できないことが考えられる。 牛乳、調整済み乳幼児用調製乳やパック済みベビーフードの場合、いずれも20%以下の脂肪含有であることから脂肪換算係数は適用されない。また、乾燥粉末調製乳や液体濃縮物の場合、成人用の脂肪換算係数を適用したとしても、これらは大量の水で薄められるため、SMLをはるかに下回ることとなる。 このため、科学パネルは、牛乳、調製済み乳幼児用調製乳やパック済みベビーフードについて、子供を対象とする脂肪換算係数は必要ないとした。 また、その他の食品の場合、乳幼児や子供のエネルギー摂取量は成人よりも多く、脂肪からのエネルギー摂取量も多くなり、脂肪摂取量は、12ヶ月の乳幼児で4.4g fat/kg bw/day、10歳児では3.8g fat/kg bw/dayとなっている。しかし、これらの数値は、成人の最大脂肪消費量3.3g fat/kg bw/dayとは著しくは異ならないことから、これら食品についても子供を対象とする特定脂肪換算係数の導入は必要ないとした。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA)/ホームページ |
| URL | http://www.efsa.eu.int/science/afc/afc_opinions/699/afc_opinion22_ej103_fatreducinfchild_en1.pdf |
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