食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06740780545 |
| タイトル | 英国健康安全保障庁(UKHSA)、2025年版の健康安全保障リスク評価(HSRA)を公表 (前半1/2) |
| 資料日付 | 2026年6月11日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 英国健康安全保障庁(UKHSA)は6月11日、2025年版の健康安全保障リスク評価(HSRA)を公表した。概要は以下のとおり。 1. HSRAについて(抜粋) ・HSRAとは何か? 健康安全保障リスク評価(HSRA)は、英国健康安全保障庁(UKHSA)が、今後5年間に英国が直面する最も重大な健康安全保障リスクの特性を評価するものである。感染症、環境ハザード、その他の健康緊急事態を含む潜在的な健康脅威の影響と発生の可能性を理解するための体系的な枠組みを提供するものである。 HSRAは、健康関連のリスクと、それが公衆衛生、医療システム、社会全体に及ぼす影響について、より詳細な見解を提供することにより、国家リスク登録簿(National Risk Register)(※訳注)を補完するものである。HSRAは、政府、医療サービス、その他の官民セクターを横断して、備えとレジリエンス(resilience)に関する計画を支援するように設計されている。 2. UKHSA首席データ官Steven Rileyによる序文(略) 3. リスク評価方法論(略) 4. シナリオ生成(略) 5. 2025年HSRAマトリクス(略) 6. 重要な知見(抜粋) 以下に示す主要な判断は、本評価で概説されているとおり、最も懸念の大きい分野、将来の健康を取り巻く状況の変化の可能性、及び健康安全保障の複雑さを浮き彫りにしている。 ・呼吸器感染症は、影響度及び発生可能性がともに高く、過去にも繰り返し発生してきた経緯があることから、英国の健康安全保障に対する最大のリスクである。 ・複合的な健康リスクは、組織横断的な連携を要し、医療及び社会ケアシステムへの負担を増幅させるため、対応及び備えの観点から異なる課題をもたらす。 ・薬剤耐性(AMR)は、今後5年間において、いくつかの健康リスクが英国の健康安全保障にどのような影響を及ぼすかを決める主要な要因である。 ・新興感染症は一貫してサーベイランス及び対応システムの課題となっている。その影響を軽微又は限定的な水準に抑制できるかどうかは、広範なアウトブレイクを防ぐための効果的な早期検知と対応に依存する。 ・ベクター媒介性の健康リスクは、影響度及び発生可能性はともに低いが、英国において伝播により適した条件が整うにつれて、長期的にはより大きな課題となる。 ・対応及び備えにおいては、人口集団及び環境によってどのように健康安全保障上のリスクの影響が不均衡に生じ得るかを考慮する必要がある。 ・不均等さを生む要因は、シナリオや対象となる人口集団・環境に共通しており、その結果として影響の偏りが生じるほか、管理対策によって受ける利益や不利益にも差が生じる。 ・既存の対応計画や緩和策が変更された場合、健康リスクの発生可能性及び影響の大きさは増減し得る。 7. 各リスクの概要(「鳥インフルエンザ」、「志賀毒素産生性大腸菌(STEC)」、「Salmonella Typhimurium」についての記載を抜粋) (1)人獣共通感染症インフルエンザ/呼吸器疾患/鳥インフルエンザ ・背景と現状 人獣共通感染症とは、ヒト以外の動物からヒトへと伝播した感染症を指す。動物を起点とし得る疾患の例として、A型インフルエンザが挙げられる。インフルエンザは、主に咳、咽頭痛、及び高熱といった呼吸器症状を呈する感染症である。インフルエンザウイルスがヒトに及ぼす影響のうち最も重大なものは、A型インフルエンザ株に起因するものである。A型インフルエンザウイルスの自然宿主は野生の水鳥の個体群であり、これは鳥インフルエンザ(AI)ウイルスとして知られている。歴史的に、鳥からヒトへの伝播は散発的に発生しており、ヒトからヒトへの伝播事例は非常に限定的である。英国では、2025年に1例の鳥インフルエンザのヒト確定症例が認められた。 ・合理的に想定し得るワーストケースシナリオ 本シナリオは集団感染が抑制される状況を概説したものであり、インフルエンザ集団感染がパンデミックの水準に達した場合の影響については、インフルエンザパンデミックのシナリオを参照のこと。 本シナリオでは、高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)ウイルスA(H5N1)が、飼養家きんを含む英国の在来鳥類集団内に蔓延する。このウイルスは家きんから農場労働者や家きんを餌とする一部のスカベンジャー動物(死骸・腐肉食動物)に伝播するため、哺乳類及びヒトの両方でレゼルボア(感染源となる集団)が確立する可能性がある。このようなスピルオーバー現象とヒトからヒトへの伝播とが相まって、6か月間に2,000人の鳥インフルエンザA(H5N1)による患者が発生し、500人が死亡する。その結果、特に感染の発生が活発な地域では、人々は病気への不安から仕事や社会活動を避けるようになる。農家は家畜の淘汰、貿易制限、家きん類の輸出禁止による経済的損失に直面する。 ・対応と軽減(略) ・主要な人口集団への不均衡な影響(略) (後半の内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06740781545) |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | 英国 |
| 情報源(公的機関) | 英国健康安全保障庁(UKHSA) |
| 情報源(報道) | 英国健康安全保障庁(UKHSA) |
| URL | https://www.gov.uk/government/publications/health-security-risk-assessment-hsra-2025-edition/health-security-risk-assessment-hsra-2025-edition#foodborne-outbreak-linked-to-imported-contaminated-food--gastrointestinal--salmonella-typhimurium |