食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu06630461161 |
| タイトル | 英国動物用医薬品に関する理事会(VMD)、動物用抗生物質への耐性及び動物用抗生物質の販売量に関するサーベイランス(VARSS)報告書(2024年)を公表 (後半2/2) |
| 資料日付 | 2025年11月18日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | (前半の内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06630460161) 「第3章 抗生物質への耐性に関する調和されたモニタリング(要約)」 ・調和された主要成果指標は大腸菌の結果から導出される。これらの指標は人口規模で加重され、英国における食肉用家きん及び豚の薬剤耐性(AMR)に関する総合的な評価基準を提供する。 第1の主要成果指標である、完全な感受性(full susceptibility)をもつ大腸菌の割合は、プログラム開始以来、初めて大幅に減少した。これはブロイラーにおける耐性大腸菌分離株の増加に起因する。 第2の指標については前年比で変化なし、又は改善しており、多剤耐性(MDR)大腸菌及びシプロフロキサシン耐性大腸菌の存在割合(prevalence)は前年と同水準であった一方で、ESBL/AmpC産生大腸菌の存在割合は低下した。 ・腸球菌(Enterococci)は、2022年にプログラムに追加された、グラム陽性菌におけるAMR検出の指標種である。2024年に初めて、ブロイラーのEnterococcus faecium(1.7%)及び七面鳥のEnterococcus faecalis(0.7%)からバンコマイシン耐性腸球菌(vancomycin-resistant enterococci:VRE)が検出された。VREはバンコマイシン感受性腸球菌よりも関連死亡率が高く、公衆衛生上の懸念である。 ・ブロイラーにおけるカンピロバクターの主要抗生物質への耐性は2022年以降、増加している。これにはC. jejuniのシプロフロキサシン耐性(59%から70%へ増加)が含まれる。七面鳥における同抗生物質への耐性は2022年以降、安定又は低下している。 ・ブロイラーのサルモネラ菌分離株の完全な感受性は79%から68%に低下し、採卵用鶏の鶏舎では93%から91%に低下した一方、七面鳥の分離株では20%から39%に上昇した。 ・個々の鳥における特定の耐性の存在を、それが極めて僅かであっても検出すべく、選択培地を用いた。ブロイラー検体におけるESBL/AmpC産生大腸菌の存在割合は、11%から2024年には15%に増加した。これは主にAmpC産生大腸菌の増加によるものである。七面鳥では、ESBL/AmpC産生大腸菌の存在割合は8.5%から7.0%へとわずかに減少した。選択培地を用いて2024年に初めて七面鳥におけるコリスチン耐性菌が検出された(七面鳥の0.4%)。当該分離株はmcr-1遺伝子を有していた。 「第4章 抗生物質への耐性に関する臨床サーベイランス(要約)」 ・2024年、イングランド及びウェールズで6,921の菌分離株についてAMR検査が実施された。検査された分離株の主な動物の種類別の割合は、家きん(分離株の30%)、豚(17%)、牛(15%)、羊(9%)、犬(7.4%)である。サルモネラ属菌分離株については、飼料(14%)及び環境(4.8%)でも検査された。 ・2014年以来、全動物種における大腸菌の耐性は低下傾向にある。2024年に検査された大腸菌臨床分離株全体の19%は、4種類以上の抗生物質に耐性を示しており、治療にあたる獣医師の治療の選択肢は減少している可能性がある。この傾向は、牛(25%)及び豚(22%)の分離株で最も高く、鶏(13%)及び羊(8.7%)ではさほど高くない。 ・検査されたサルモネラ属菌分離株の73%は、検査した抗生物質のパネルに対して完全な感受性を示した。完全な感受性は、アヒル(97%)、羊(96%)、牛(90%)の分離株で最も高く、豚(17%)及び七面鳥(54%)のサルモネラ属菌分離株で最も低かった。多くの動物種における完全な感受性は2014年以降、増加傾向を示しているが、牛及び羊ではほぼ変わらず、飼料のサルモネラ属菌分離株では減少傾向にあるとみられる。 今年は、個々の動物種における10年間の臨床サーベイランスの結果を示す。これは、第3章で示すように、健康な動物が保有する細菌のAMRに加えて、動物に疾患を引き起こす細菌のAMRの長期的な傾向を示すことを目的とする。 (以下、略) 当該報告書は、以下のURLから閲覧可能(PDF、184ページ)。 https://assets.publishing.service.gov.uk/media/692db457b3b9afff34e96309/UK-VARSS_2024_Report.pdf ※補足:%バードデイズ(bird days)は、100日間で鶏1羽あたりに投与される治療日数の平均のこと。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | 英国 |
| 情報源(公的機関) | その他 |
| 情報源(報道) | 英国動物用医薬品に関する理事会(VMD) |
| URL | https://www.gov.uk/government/publications/veterinary-antimicrobial-resistance-and-sales-surveillance-2024 |