食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06480181378 |
タイトル | 欧州委員会の「植物、動物、食品及び飼料に関する常任委員会 植物医薬品-残留農薬部門」、委員会議事録(委員会開催日:2025年2月17、18日)を公表 No.1/3 A.01~A.11、No. 2/3 A.12~A.18、No. 3/3 B.01~C.05 No.1/3 (後半2/2) |
資料日付 | 2025年2月17日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | (前半の内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06480180378) A.04 EFSAからの情報及びEFSAに関連するファイル 省略 A.05 複数用途の有効成分に対する特定のMRLの調整 臭化物(bromide)に関して、欧州委員会は、EFSAが食品及び飼料中の臭化物の存在によるヒトの健康及び動物の衛生へのリスクに関する科学的意見書を公表したことを常任委員会に報告した。その科学的意見において、EFSAは、臭化物イオンの毒性学的参照値(TRV)を導出し、2025年3月11~12日に開催される本常任委員会の植物医薬品-法制部会で承認を得るために提出される予定である。EFSAの意見書の結論に基づき、欧州委員会は、関連する全てのばく露源を含め、臭化物への食事性ばく露を評価するために、データ募集を開始するフォローアップの委任事項を作成する。 シペルメトリン(cypermethrin)に関して、欧州委員会は常任委員会に対して、EFSA及び欧州医薬品庁(EMA)が、哺乳類動物の乳におけるMRLに関して調整中であることを伝えた。α-シペルメトリンとシペルメトリンは動物用医薬品として使用されている。 A.06 2024年~2025年に有効期限が切れる、規則(EC) No 396/2005における暫定MRL(tMRL)に関するスクリーニング訓練 1.全般的概要 欧州委員会は、クロルメコート(chlormequat)及び1,4-ジメチルナフタレン(1,4-dimethylnaphthalene)に関するモニタリングデータの分析結果に関する最新情報を提供した。データはEFSA及び関連するステークホルダーによって収集された。欧州委員会は、栽培菌類中のクロルメコートに関するtMRL案(ヒラタケ(oyster mushroom)に特化した値を含む)、及びレビューのスケジュール案を提示した。また、1,4-ジメチルナフタレンのジャガイモ以外の植物製品(plant commodities)及び動物製品(animal commodities)に対するtMRL案と、レビューのスケジュール案も提示された。加盟国は2025年3月14日までに意見を送るよう求められた。 A.07 国際的な事項 1.リスク評価のための残留物定義に関する経済協力開発機構(OECD)ガイダンス文書 ガイダンス文書の最終版は夏頃になる見込みである。 2.OECDハチミツガイドライン ガイダンス草案は夏前にコメント段階に入る見込みである。 3.貯蔵製品中の残留農薬の安定性に関するOECDガイダンス 4.残留農薬分析法に関するOECDガイダンス文書 5.コーデックス(Codex)委員会/国際連合食糧農業機関(FAO)/世界保健機関(WHO)合同残留農薬専門家会議(JMPR)の事項 (a)コーデックス残留農薬委員会(CCPR)の今後の会合について 委員会は、2025年5月19日~24日に開催されるCCPRの次回会合について常任委員会に報告した。 A.08 累積リスク評価(CRA) 1.残留農薬のMRLを設定するための将来の累積リスク評価のパラメータ - 加盟国による承認に向けて: 欧州委員会は、常任委員会に対し、今年予定されている次のステップを伝えた: (i)EFSA/オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)及びフランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)が共同で開催し、2025年4月と5月に行われる見込みのCRA方法論に関する2回(又は3回)の研修会、(ii)方法論の実施面を議論するための夏前のWG会合の開催、(iii)6月の植物、動物、食品及び飼料に関する常任委員会(SCoPAFF)会合で、承認された方法論を論じる最新の欧州委員会作業文書(SANTE 2015/10216)の提示、(iv)2025年後半に予定されているステークホルダーによる協議 A.09 リスク評価のためのその他のアプローチ(国際短期摂取量推定値(IESTI)、残留農薬摂取量算出モデル(PRIMo)) : EFSAは、PRIMo 3.1からPRIMo 4への移行が規制当局の決定に及ぼす潜在的影響に関する評価の現状について最新情報を提供した。EFSAは予備的な結果を提示し、いくつかの遅れをもたらした主な課題を列挙した。このため、当初の期限(2025年1月)は2025年5月31日まで延長された。常任委員会は、欧州委員会が、2025年6月23~24日に開催される次回委員会で、この文書を承認できるよう提示する意向であるとの情報提供を受けた。 欧州委員会は、EFSAが進めているIESTI方法論の改訂に関して、2つの加盟国から寄せられたフィードバックを共有した。EFSAの報告書9に含まれるばく露計算の代替オプションの中で、両加盟国はMRLを入力値として使用するESTI1を希望していることを示した。委任事項に記載された最後の課題、すなわち急性参照用量(ARfD)を超えるばく露事案を予測するための既存の、及び代替のIESTI手法の能力を評価するために、リスク管理者とのさらなる議論が必要である。 A.10、A.11 省略 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州委員会(EC) |
情報源(報道) | 欧州委員会(EC) |
URL | https://food.ec.europa.eu/document/download/0d2941fe-29e0-4f9d-a72b-5190ed8f1220_en?filename=sc_phyto_20250217_ppr_sum.pdf |