食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu06440541314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、炭疽(Milzbrand)について食品の炭疽菌(Bacillus anthracis)汚染に関するQ&Aを公表 (後半2/2)
資料日付 2025年1月23日
分類1 -
分類2 -
概要(記事) (前半の内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06440540314)

 Q10. 炭疽菌はどのような条件下で増殖するか?
 A10. 感染した放牧動物の血液又はリンパ液など、栄養豊富な環境では、8~45℃の温度範囲とpH 5~9の範囲で芽胞が発芽する。その結果、栄養細菌は22~42℃の温度範囲で増殖する。特定の条件下(最適な温度とpH値及び可能な限り少ない共存微生叢(Begleitflora))では、食品中での増殖も可能である。
 Q11. どのヒト集団が特に炭疽に罹患するリスクがあるか?
 A11. 食肉処理場で炭疽菌に感染した動物群の個体と接触するヒト集団は、他のヒト集団よりもリスクが高い。しかし、ほとんどの先進諸国では、ヒトの炭疽感染は非常にまれである。と畜動物や毛皮、肉、血液、骨などのこれらの動物の副産物に触れて皮膚から感染することが考えられる。この感染形態は解体又は加工に従事する人々にも起こる可能性がある。これらの活動は、負傷リスクが高く、皮膚の損傷が生じやすいからである。呼吸器経由の感染は、自然に発生することは非常にまれであり、閉ざされた部屋で汚染された毛や皮を加工する場合などに発生する可能性がある。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL https://www.bfr.bund.de/cm/343/milzbrand-kann-der-erreger-bacillus-anthracis-ueber-lebensmittel-uebertragen-werden.pdf