食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06280211149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、カルベンダジムに対する健康影響に基づく指標値を導出するために、EFSAが利用可能なデータの品質の評価に関する声明を公表 (後半2/2) |
資料日付 | 2024年5月13日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | (前半の内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06280210149) 現行のデータ要件と比較して、CBZに関する利用可能なデータセットの完全性を評価するための段階的スクリーニングは、いくつかのデータギャップを特定した。 ・飼料、体液及び組織において使用される分析法の有効性評価、及び毒性試験を裏付ける追加のマトリックス ・工業用原体中に存在する不純物の毒性学的関連の評価 ・種間比較in vitro代謝試験 ・光毒性/光変異原性の評価 ・CBZの免疫毒性の可能性 ・公開文献検索の更新(EFSAにより追加の検索が実施されたにしても、全ての毒性学的エンドポイントが含まれていなかった。) 欠落していた情報は、これらのデータを満たしたとしても主にHBGVの値における信頼の強さに影響するものであり、500の不確実係数(UF)を現行は適用しているため、HBGVの設定を妨げるものではない。 試験の信頼性の評価は、いくつかの毒性学的エンドポイント(ラットとイヌにおける短期的及び長期的毒性)は優良試験所規範(GLP)又はOECDの試験ガイドラインに準拠しておらず、信頼性が限定的又は支持できると考えられる古い試験を用いて対応されていることを示す。しかしながら、この毒性学的データパッケージは非常に広範囲に及び、CBZの重大な影響は、十分な信頼性のある試験において調査されており、許容可能であると評価された。CBZの作用機序(MoA)は十分に理解されている。UFを適用したこれらの試験から導出されたリファレンスポイントは、信頼性が限定的又は支持される他の毒性試験の品質に関する不確実性を包含する。 これに基づき、及び最悪の事例が考慮され、高いUFが適用されていることを鑑みて、2010年に導出されたHBGVは消費者に対して保護的であると結論する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8756 |