食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu06170461303 |
タイトル | 米国農務省動植物検疫局(USDA-APHIS)、審査のために提出された12種類の植物が、バイオテクノロジー規制の対象ではないと確認したことを公表 (2/3) |
資料日付 | 2023年11月14日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | (この記事は 2 / 3 ページ目です) (前ページの内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06170460303) 4. RSR番号:22-203-01rsr 要求者:Bayer Crop Science社(米国) 植物名(学名):大豆(Glycine max) 特性:除草剤耐性 表現型:(1)グルホシネート耐性 (2)ジカンバ(dicamba)耐性 (3)ジクロロフェノキシ酢酸(2,4-D)(dichlorophenoxyacetic acid)耐性 (4)メソトリオン(mesotrione)耐性 作用機序(MOA): (1)bar/PAT(ホスフィノスリシン N-アセチルトランスフェラーゼ)により、L-ホスフィノスリシン(L-PPT)の非植物毒性形態(N-アセチルホスフィノスリシン)への変換が触媒され、グルホシネート耐性が付与される。 (2)DMO(ジカンバモノオキシゲナーゼ)により、非植物毒性形態(3,6 ジクロロサリチル酸(DCSA)及びホルムアルデヒド)への変換が触媒され、ジカンバ耐性が付与される。 (3)改変型ジクロロフェノキシプロピオン酸ジオキシゲナーゼにより、除草剤として不活性な 2,4-ジクロロフェノール(DCP)に分解され、2,4-D除草剤耐性が付与される。 (4)トリケトン・ジオキシゲナーゼタンパク質(TDO)により、メソトリオン(及び他のβ-トリケトンHPPD阻害型除草剤)の非植物毒性形態への分解が触媒され、メソトリオン耐性が付与される。 Bayer Crop Science社のRSR要求書(2023年7月22日、PDF34ページ) https://www.aphis.usda.gov/brs/pdf/rsr/22-203-01rsr-submission.pdf USDA-APHISの回答書(2023年11月14日、PDF2ページ) https://www.aphis.usda.gov/brs/pdf/rsr/22-203-01rsr-review-response.pdf 5. RSR番号:22-238-01rsr 要求者:Tropic Biosciences UK社(英国) 植物名(学名):バナナ(Musa acuminata) 特性:(1)果実の品質改変 (2)マーカー遺伝子 表現型:(1)褐変の減少 (2)特定の化合物に対する耐性 作用機序(MOA): (1)主に果皮で発現するPPO(ポリフェノールオキシダーゼ)遺伝子の機能喪失。 (2)特定の内因性遺伝子の塩基置換により、特定化合物(企業秘密情報(Confidential Business Information(CBI)として要求)に対する耐性が付与される。 Tropic Biosciences UK社のRSR要求書(2022年11月1日、PDF26ページ) https://www.aphis.usda.gov/brs/pdf/rsr/22-238-01rsr-submission.pdf USDA-APHISの回答書(2023年11月14日、PDF2ページ) https://www.aphis.usda.gov/brs/pdf/rsr/22-238-01rsr-review-response.pdf 6. RSR番号:23-087-01rsr 要求者:Insignum AgTech社(米国) 植物名(学名):トウモロコシ(Zea mays) 特性:外観の改変 表現型:病原体の攻撃によって引き起こされる色の変化 作用機序(MOA):トウモロコシにおけるアントシアニンの病原体誘導性発現 Insignum AgTech社のRSR要求書(2023年6月22日、PDF10ページ) https://www.aphis.usda.gov/brs/pdf/rsr/23-087-01rsr-submission.pdf USDA-APHISの回答書(2023年11月14日、PDF2ページ) https://www.aphis.usda.gov/brs/pdf/rsr/23-087-01rsr-review-response.pdf 7. RSR番号:23-096-01rsr 要求者:Yield 10 Bioscience社(米国) 植物名(学名):ナガミノアマナズナ(カメリナ)(Camelina sativa) 特性:除草剤耐性 表現型:(1)グルホシネート耐性 (2)ALS/AHAS阻害型除草剤耐性 作用機序(MOA): (1)bar/PAT(ホスフィノスリシン N-アセチルトランスフェラーゼ)により、L-ホスフィノスリシン(L-PPT)の非植物毒性形態(N-アセチルホスフィノスリシン)への変換が触媒され、グルホシネート耐性が付与される。 (2)特定のアセト乳酸合成酵素(ALS)/アセトヒドロキシ酸合成酵素(AHAS)阻害型除草剤に対する結合親和性を低下させた、非感受性型ALS/AHAS。 Yield 10 Bioscience社のRSR要求書(2023年10月19日、PDF12ページ) https://www.aphis.usda.gov/brs/pdf/rsr/23-096-01rsr-submission.pdf USDA-APHISの回答書(2023年11月14日、PDF2ページ) https://www.aphis.usda.gov/brs/pdf/rsr/23-096-01rsr-review-response.pdf 8. RSR番号:23-096-02rsr 要求者:Yield 10 Bioscience社(米国) 植物名(学名):ナガミノアマナズナ(カメリナ)(Camelina sativa) 特性:除草剤耐性 表現型:(1)グルホシネート耐性 (2)ALS/AHAS阻害型除草剤耐性 作用機序(MOA):(RSR番号:23-096-01rsrと同じ) Yield 10 Bioscience社のRSR要求書(2023年10月19日、PDF12ページ) https://www.aphis.usda.gov/brs/pdf/rsr/23-096-02rsr-submission.pdf USDA-APHISの回答書(2023年11月14日、PDF2ページ) https://www.aphis.usda.gov/brs/pdf/rsr/23-096-02rsr-review-response.pdf (次ページの内容:https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu06170462303) |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国農務省動植物検疫局(APHIS) |
情報源(報道) | 米国農務省動植物検疫局(APHIS) |
URL | https://www.aphis.usda.gov/aphis/newsroom/stakeholder-info/sa_by_date/sa-2023/rsr-12-plants |